2.3. Externalized Configuration ブースターのビルドおよび実行
Externalized Configuration (外部化設定) ブースターは、Apache Camel ルートの設定を外部化する方法の例を提供します。Spring Boot スタンドアロンデプロイメントでは、設定データは application.properties
ファイルに保存されます。
Fuse on OpenShift デプロイメントでは、設定データは ConfigMap オブジェクトに保存されます。
前提条件
- 「ブースタープロジェクトの生成」 に記載されている手順を完了している必要があります。
手順
Externalized Configuration ミッションの 「ブースタープロジェクトの生成」 の手順に従った後、以下のステップに従って Externalized Configuration ブースターをローカルマシンのスタンドアロンプロジェクトとしてビルドおよび実行します。
- プロジェクトをダウンロードし、ローカルファイルシステムでアーカイブを展開します。
プロジェクトをビルドします。
cd PROJECT_DIR mvn clean package
サービスを実行します。
mvn spring-boot:run
Web ブラウザーで http://localhost:8080 を開きます。このページは、5 秒ごとに Greeting Service を呼び出します。Greetings サービスは、
target/classes/application.properties
ファイルからbooster.nameToGreetvalue
を使用して応答します。Greeting Service は default へのグリーティングを 5 秒ごとに出力します。
booster.nameToGreet
の値を変更します。-
エディターで
target/classes/application.properties
ファイルを開きます。 booster.nameToGreetvalue
の値を、default から他の値 (例: Thomas) に変更します。booster.nameToGreetvalue=Thomas
-
エディターで
- ターミナルウィンドウで CTRL+C を押してサービスを停止します。
サービスを再実行します。
mvn spring-boot:run
Web ブラウザーで http://localhost:8080 ページに戻り、Greeting Service の Results ウィンドウで変更された値を確認します。