4.3. プロキシーサーバーを使用した RHEL 変換の準備

手順

1. プロキシーサーバーを使用するには、リモートホスト設定 (RHC) デーモンの /etc/systemd/system/rhcd.service.d/proxy.conf ファイルを編集します。

   [Service]
   Environment="HTTP_PROXY=http://<proxy_hostname>:<proxy_port>"
   Environment="HTTPS_PROXY=http://<proxy_hostname>:<proxy_port>"

   ここで、http://<proxy hostname>:<proxy port> はプロキシーサーバーに置き換えます。

2. 新しい設定を適用するには、RHC デーモンをリロードします。

   # systemctl daemon-reload

3. Insights がプロキシーサーバーを使用するように /etc/insights-client/insights-client.conf ファイルを編集します。

   [insights-client]
   proxy=http://<proxy_hostname>:<proxy_port>

   ここで、http://<proxy_hostname>:<proxy_port> はプロキシーサーバーに置き換えます。

4. /etc/rhsm/rhsm.conf ファイルを編集して、Red Hat Subscription Manager がプロキシーサーバーを使用するように設定します。

   proxy_hostname = <proxy_hostname>
   proxy_port = <proxy_port>
   proxy_scheme = http

   ここで、<proxy_hostname> と <proxy_port> はプロキシーサーバーのパラメーターに置き換えます。

5. システムを Red Hat Subscription Manager および Insights に登録します。

   # rhc connect --activation-key <activation_key> --organization <organization_ID>

   ここで、<activation_key> と <organization_ID> は、Red Hat カスタマーポータル からのアクティベーションキーと組織 ID に置き換えます。リモートホスト設定の詳細は、ナレッジベースの記事 Remote Host Configuration (rhc) を参照してください。

検証

1. Red Hat Hybrid Cloud Console にログインし、Red Hat Insights > RHEL > Inventory > Systems に移動します。
2. CentOS Linux システムが期待どおりに表示されることを確認します。