1.2. Red Hat 企業用シングルサインオン統合の利点
Red Hat サービスの認証セキュリティープロトコルは、独自のシングルサインオンシステムの認証要件により組織が直接管理できるため、組織管理者は、コンプライアンスおよびセキュリティー上の理由でこの機能を使用できます。企業用シングルサインオン機能を使用すると、エンドユーザーの認証エクスペリエンスが向上します。エンドユーザー自体は、ログイン認証情報の 1 つのセットを維持することができます。
現時点で、企業用シングルサインオン統合には以下のスコープがあります。
- 1 つの企業 IdP を 1 つの Red Hat 組織アカウントにリンクします。
- 1 つの企業のユーザー ID を 1 つの Red Hat ユーザー ID にリンクします。
- 企業 SSO/IdP を使用して、Red Hat カスタマーポータルまたは sso.redhat.com を使用する Web ベースの認証フローで Red Hat アプリケーションに対して認証します。
- OpenID Connect (OIDC) がサポートされています。
- SAML (Security Assertion Markup Language) がサポートされています。