1.4. Registry core REST API の概要


Service Registry core REST API を使用すると、クライアントアプリケーションは Service Registry のスキーマおよび API アーティファクトを管理できます。この API では、以下を行うために作成、読み取り、更新、および削除の操作が提供されます。

アーティファクト
レジストリーに保存されたスキーマおよび API アーティファクトを管理します。アーティファクトのライフサイクル状態 (enabled、disabled、または deprecated) を管理することもできます。
アーティファクトのバージョン
スキーマまたは API アーティファクトの更新時に作成されるバージョンを管理します。アーティファクトバージョンのライフサイクル状態: enabled、disabled、または deprecated を管理することもできます。
アーティファクトのメタデータ
スキーマまたは API アーティファクトに関する詳細 (作成または変更された日時、現在の状態など) を管理します。アーティファクト名、説明、またはラベルを編集できます。アーティファクトグループと、アーティファクトが作成または変更された時期は読み取り専用です。
アーティファクトルール
特定のスキーマまたは API アーティファクトのコンテンツ展開を管理するルールを設定して、無効または互換性のないコンテンツがレジストリーに追加されないようにします。アーティファクトルールは、設定されたグローバルルールを上書きします。
グローバルルール
すべてのスキーマおよび API アーティファクトのコンテンツ展開を管理するルールを設定して、無効または互換性のないコンテンツがレジストリーに追加されないようにします。グローバルルールは、アーティファクトに独自の特定のアーティファクトルールが設定されていない場合にのみ適用されます。
検索
スキーマと API アーティファクトおよびバージョンを、名前、グループ、説明、ラベルなどで参照または検索します。
Admin
.zip ファイルでレジストリーコンテンツをエクスポートまたはインポートし、実行時にレジストリーサーバーインスタンスのログレベルを管理します。

他のスキーマレジストリー REST API との互換性

Service Registry バージョン 2 は、対応する REST API の実装を含めることで、以下のスキーマレジストリーとの API 互換性を提供します。

  • Service Registry バージョン 1
  • Confluent スキーマレジストリーバージョン 6
  • IBM スキーマレジストリーバージョン 1
  • Cloud Native Computing Foundation スキーマレジストリーバージョン 0

Confluent クライアントライブラリーを使用するアプリケーションは Service Registry をドロップイン置換として使用できます。詳細は、Replacing Confluent Schema Registry with Red Hat Integration Service Registry を参照してください。

その他のリソース

  • 詳細は、Apicurio Registry REST API のドキュメント を参照してください。
  • Service Registry REST API のコア API と、互換性のあるすべての API の API ドキュメントは、Service Registry のデプロイのメインエンドポイント (http://MY-REGISTRY-URL/apis など) から利用できます。
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