第1章 テクノロジープレビュー - Camel Quarkus エクステンションのスタートガイド
Camel Quarkus はテクノロジープレビューの機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。
テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
本ガイドでは、Red Hat Integration - Camel Quarkus エクステンションについて紹介し、クイックスタート Camel Quarkus アプリケーションのビルド方法およびアプリケーションを OpenShift にデプロイする方法について説明します。
Red Hat は、Red Hat 製品に同梱されたコンテンツをホストする Maven リポジトリーを提供します。これらのリポジトリーは、ソフトウェアのダウンロードページからダウンロードできます。
Camel Quarkus の場合、以下のリポジトリーが必要です。
- rhi-common
- rhi-camel-quarkus
本リリースでは、Camel Quarkus をオフラインモードでインストールすることはサポートされません。
1.1. Camel Quarkus の概要
Camel Quarkus プロジェクトは、Apache Camel の統合機能と、Quarkus ランタイムに適合するコンポーネントライブラリーを提供します。
Camel Quarkus を使用する利点には、以下が含まれます。
- ユーザーはパフォーマンス上の利点、Developer Joy、および Quarkus が提供するコンテナーの最初の ethos を利用できるようにします。
- 多くの Camel コンポーネント用の Quarkus エクステンションを利用できます。
- Camel 3 で行われた多くのパフォーマンスの改善を利用して、メモリーフットプリントを削減し、リフレクションへの依存を減らし、起動時間を短縮できます。
Java DSL を使用して Camel ルートを定義できます。