3.6. モードラインを使用した Camel K インテグレーションの実行


Camel K モードラインを使用すると、起動時に実行される Camel K インテグレーションソースファイルに複数の設定オプションを指定できます。これにより、複数のコマンドラインオプションを再入力する時間を節約できるため効率を良くすることができ、入力エラーを防ぐことができます。

以下の例は、3scale を有効にし、インテグレーションコンテナーのメモリーを制限する Java インテグレーションファイルからのモードラインエントリーを示しています。

前提条件

手順

  1. Camel K モードラインエントリーをインテグレーションファイルに追加します。以下に例を示します。

    ThreeScaleRest.java

    // camel-k: trait=3scale.enabled=true trait=container.limit-memory=256Mi 1
    import org.apache.camel.builder.RouteBuilder;
    
    public class ThreeScaleRest extends RouteBuilder {
    
      @Override
      public void configure() throws Exception {
          rest().get("/")
            .route()
            .setBody().constant("Hello");
      }
    }

    1
    コンテナーと 3scale トレイトの両方を有効にし、3scale からルートを公開し、コンテナーメモリーを制限します。
  2. インテグレーションを実行します。以下に例を示します。

    kamel run ThreeScaleRest.java

    kamel run コマンドは、インテグレーションで指定されたモードオプションを出力します。以下に例を示します。

    Modeline options have been loaded from source files
    Full command: kamel run ThreeScaleRest.java --trait=3scale.enabled=true --trait=container.limit-memory=256Mi

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