第4章 Camel K のアップグレード
インストールされた Camel K Operator を自動的にアップグレードできますが、Camel K インテグレーションは自動的にアップグレードされません。Camel K インテグレーションのアップグレードを手動でトリガーする必要があります。本章では、Camel K Operator と Camel K インテグレーションの両方をアップグレードする方法を説明します。
4.1. Camel K Operator のアップグレード
インストールされた Camel K Operator のサブスクリプションは、Operator の更新を追跡し、受信するために使用される更新チャネル (例: 1.6.0
チャネル) を指定します。Operator をアップグレードして新規チャネルからの更新の追跡および受信を開始するために、サブスクリプションで更新チャネルを変更できます。インストールされた Operator の更新チャネルの変更に関する詳細は、Upgrading installed operators を参照してください。
- インストールされた Operator は、現在のチャネルよりも古いチャネルに切り換えることはできません。
サブスクリプションの承認ストラテジーが Automatic に設定されている場合、アップグレードプロセスは、選択したチャネルで新規 Operator バージョンが利用可能になるとすぐに開始します。承認ストラテジーが Manual に設定されている場合、保留中のアップグレードを手動で承認する必要があります。
前提条件
- Camel K Operator が Operator Lifecycle Manager (OLM) を使用してインストールされている。
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Operators
Installed Operators に移動します。 - Camel K Operator をクリックします。
- Subscription タブをクリックします。
- Channel の下にある更新チャネルの名前をクリックします。
-
変更する新しい更新チャネルをクリックします。たとえば、
latest
です。Save をクリックします。これにより、最新の Camel K バージョンへのアップグレードが開始されます。
Automatic 承認ストラテジーのあるサブスクリプションの場合、アップグレードは自動的に開始します。Operators
Manual 承認ストラテジーのあるサブスクリプションの場合、Subscription タブからアップグレードを手動で承認できます。