第2章 依存関係の管理
2.1. 新規プロジェクトを起動する Quarkus ツール リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
特定の Camel Extensions for Quarkus リリースは、特定の Quarkus リリースでのみ動作するはずです。
新規プロジェクトで適切な依存関係バージョンを取得する最も簡単でわかりやすい方法は、Quarkus ツールのいずれかを使用することです。
- code.quarkus.redhat.com: オンラインプロジェクトジェネレーター
- Quarkus Maven プラグイン
これらのツールを使用すると、エクステンションを選択し、新しい Maven プロジェクトの基礎を固めることができます。
生成される pom.xml
は以下のようになります。
利用可能なエクステンションの領域は、Quarkus Core、Camel Quarkus、およびその他のサードパーティー参加プロジェクト (Hazelcast、Cassandra、Kogito、OptaPlanner など) にまたがるものです。
BOM は Bill of Materials を指します。この pom.xml
の主目的は、アーティファクトのバージョンを管理することです。これにより、BOM をプロジェクトにインポートするエンドユーザーは、互いに機能するアーティファクトの特定バージョンを気にする必要はありません。つまり、pom.xml
の <depependencyManagement>
セクションに BOM をインポートすると、指定の BOM によって管理される依存関係のバージョンを指定する必要がありません。
pom.xml
に含まれる特定の BOM は、整合性のある BOM の最小セットを選択するよう設定されたジェネレーターツールを使用して選択するエクステンションによって異なります。
pom.xml
ファイルのいずれかの BOM で管理されていないエクステンションを後で追加する場合、適切な BOM を手動で検索する必要はありません。quarkus-maven-plugin
を使用すると、エクステンションを選択でき、ツールは必要に応じて適切な BOM を追加します。quarkus-maven-plugin
を使用して、BOM バージョンをアップグレードすることもできます。
com.redhat.quarkus.platform
BOM は相互に調整されるため、アーティファクトが複数の BOM で管理されている場合は、常に同じバージョンで管理されることになります。これには、アプリケーション開発者が、独立した各種プロジェクトからの個々のアーティファクトの互換性に注意する必要がないという利点があります。