第1章 Red Hat JBoss BRMS のクイックスタート
本セクションでは、Red Hat JBoss BRMS をダウンロード、インストールおよび実行する方法について説明します。インストールの詳細な手順や他のインストール方法については、『Red Hat JBoss BRMS インストールガイド』を参照してください。
要件
- システムに Java のサポート対象バージョンがインストールされていること。Java のサポート対象バージョンについては、Red Hat カスタマーポータルの「Red Hat JBoss BPM Suite 6 Supported Configurations」を参照してください。
- Red Hat JBoss EAP サーバーインストールのバージョン 6.4 以降があること。インストーラーファイルを使用している場合は、Red Hat JBoss EAP 6 のバージョン 6.4.7 以降がインストールされているはずです。
Red Hat JBoss EAP サーバーを更新する必要があることがあります。インストーラーで更新の必要性が通知された場合は、Red Hat カスタマーポータル から最新のパッチをダウンロードし、『Red Hat JBoss EAP インストールガイド』に記述された更新手順に従ってください。
手順: Red Hat JBoss BRMS のクイックスタート
- Red Hat カスタマーポータルの「Software Downloads」セクションからインストーラーをダウンロードします。
次のコマンドを実行して、インストーラーを起動します。
java -jar jboss-brms-VERSION-installer.jar
java -jar jboss-brms-VERSION-installer.jar
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - インストールプロセスを完了させます。インストール後に Red Hat JBoss BRMS アプリケーションにアクセスするためのユーザー名とパスワードを書き留めます。
- インストールが終了したら、Red Hat JBoss BRMS のインストール先である EAP_HOME ディレクトリーにコマンドプロンプトで移動します。
サーバーを起動します。
bin/standalone.sh
bin/standalone.sh
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
Web ブラウザーを開いて、
http://localhost:8080/business-central/
に移動し、インストール時に作成した Red Hat JBoss BRMS アプリケーションにアクセスする際のユーザー名とパスワードでログインします。
これで Red Hat JBoss BRMS が正常にインストールされ、稼働します。
次のステップ
- ロールに関する知識を深める (「ロールの定義」を参照)
- 追加ユーザーを作成する (「ユーザーの作成」を参照)
- Hello World ルールを作成する (「4章Hello World ルールの例」を参照)
Red Hat JBoss EAP と他のコンテナーでのインストールについての詳細情報は、『Red Hat JBoss BRMS インストールガイド』を参照してください。