3.3. ターゲットホストで製品ユーザーとグループが作成されていることの確認
JBoss Web Server では、製品のユーザーアカウントとユーザーグループが前提条件としてターゲットホスト上に作成されている必要があります。デフォルトでは、JBoss EAP コレクションは、各ターゲットホストで eap
ユーザーアカウントと eap
グループを自動的に作成し、この要件を処理します。しかし、JBoss EAP コレクションで別のユーザーアカウントとグループを作成する場合は、設定要件に合わせて JBoss EAP コレクションの動作を変更できます。
製品ユーザーアカウントには、JBoss EAP サービスの実行に必要なディレクトリーの所有権も割り当てられます。
JBoss EAP コレクションが eap
のデフォルト値ではなく別のユーザーアカウントとグループを作成できるようにする場合は、以下の手順に従います。
手順
-
Ansible コントロールノードで、
vars.yml
ファイルを開きます。 jws_user
変数とjws_group
変数を、作成する適切な製品ユーザー名とグループ名に設定します。以下に例を示します。
[...] eap_user: myuser eap_group: myuser
[...] eap_user: myuser eap_group: myuser
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 前の例に基づいて、JBoss Web Server コレクションは、デフォルトの
tomcat
ユーザーアカウントとグループを作成する代わりに、myuser
ユーザーアカウントとグループを自動的に作成します。-
変更を
vars.yml
ファイルに保存します。