第22章 例: JBoss ON サーバー設定の管理


JBoss ON サーバーは、異なる環境でであっても、多くの同じ設定を共有できます。たとえば、異なる JBoss ON サーバーによって開発環境、ステージング環境、および実稼働環境が 3 つすべて管理されても、サーバーは同様のメトリクステンプレートと設定を使用します。個別の環境と類似した環境の管理を簡素化するために、JBoss ON はサーバーの設定をエクスポートし、その設定を別のサーバーにインポートできます。
設定を管理する権限を持つユーザーは、サーバー設定をエクスポートできます。

22.1. 簡易エクスポート/インポートの同期

サーバー設定を最も簡単に同期すると、すべてのメトリクスおよびサーバー設定がエクスポートされ、インポートするデータのインポートまたはインポート前にデータを調整せずに、その情報を直接インポートします。
ヒント
これは、JBoss ON サーバー両方のログイン情報を追加してから、スクリプトを実行して自動化できます。これは、server1 に対して実行し、もう 1 つは server2 に対して実行されるスクリプトの 2 つのスクリプトに分けられます。ラッパースクリプトを使用すると、エクスポートスクリプトを実行し、SCP などのユーティリティーを実行してアーカイブ上でコピーし、インポートスクリプトを実行できます。
スクリプトの最初の部分は server1 からデータをエクスポートし、zip 形式の XML アーカイブを作成します。
//log into the first server
rhq.login('rhqadmin','rhqadmin','server1.example.com','7080');

//export the settings
var ex = SynchronizationManager.exportAllSubsystems();
rhqadmin@localhost:7080$ saveBytesToFile(ex.exportFile, 'export.xml.gz');

// log out of the first server
rhq.logout()
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アーカイブファイルは何らかの方法で server2 にコピーする必要があります。
アーカイブがコピーされたら、server2 にインポートできます。null パラメーターは、インポートプロセスで XML ファイルのデフォルト設定が使用されるか、またはデフォルトが XML にない場合、ターゲットサーバーに定義された設定を使用することを意味します。
// log into the second server
rhq.login('rhqadmin','rhqadmin','server2.example.com','7080');

// import the settings
var data = getFileBytes('export.xml.gz');
SynchronizationManager.importAllSubsystems(data, null);

// log out of the second server
rhq.logout()
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