第2章 JWS Operator 2.x の新機能


JWS Operator 2.x は、シームレスな統合などのレベル 2 Operator 機能を提供します。JWS Operator 2.x は Red Hat JBoss Web Server メータリングラベルもサポートしており、いくつかの新規または強化されたカスタムリソース定義 (CRD) パラメーターを含んでいます。

2.1. JWS Operator 2.1 リリースの新機能

JWS Operator 2.1 リリースには、次の新機能と機能拡張が含まれています。

新しい webhookSecrets パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD の webImageStream:webSources 階層に webhookSecrets パラメーターが導入されています。このパラメーターは、汎用、GitHub、または GitLab の Webhook を通じてビルドをトリガーするためのシークレット名を指定します。

webhookSecrets パラメーターには、genericgithubgitlab フィールドが含まれています。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい tlsConfig パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に tlsConfig パラメーターが導入されています。このパラメーターは、Web サーバーの TLS 設定を指定します。

tlsConfig パラメーターには、routeHostnamecertificateVerificationtlsSecret、および tlsPassword フィールドが含まれています。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい environmentVariables パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に environmentVariables パラメーターが導入されています。このパラメーターは、デプロイメントの環境変数を指定します。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい persistentLogs パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に persistentLogs パラメーターが導入されています。このパラメーターは、永続ボリュームとログ設定を指定します。

persistentLogs パラメーターには、catalinaLogsenableAccessLogsvolumeNamestorageClass フィールドが含まれます。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい podResources パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に podResources パラメーターが導入されています。このパラメーターは、Web サーバーが使用する中央処理装置 (CPU) とメモリーリソースの設定を指定します。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい securityContext パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に securityContext パラメーターが導入されています。このパラメーターは、アプリケーションの実行に必要なセキュリティー機能を定義します。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

新しい useInsightsClient パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD に useInsightsClient パラメーターが導入されています。このパラメーターは、Red Hat が提供するランタイムインベントリー Operator との接続を作成するかどうかを示します。

INSIGHTS_DEBUG 環境変数を true に設定すると、Insights クライアントのデバッグログを有効化できます。

注記

useInsightsClient パラメーターでは、Red Hat JBoss Web Server 6.1 以降のイメージを使用する必要があります。

このパラメーターはテクノロジープレビューとしてのみ利用可能です。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

非推奨の genericWebhookSecret パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD の webImageStream.webSources.webSourcesParams 階層の下にある genericWebhookSecret パラメーターが非推奨となりました。

このパラメーターは、webImageStream.webSources.webhookSecrets.generic パラメーターに置き換えられました。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

非推奨の githubWebhookSecret パラメーター

JWS Operator 2.1 では、CRD の webImageStream.webSources.webSourcesParams 階層の下にある githubWebhookSecret パラメーターが非推奨となりました。

このパラメーターは、webImageStream.webSources.webhookSecrets.github パラメーターに置き換えられました。

詳細は、JWS Operator の CRD パラメーター を参照してください。

デフォルトで生成されるホスト名の強化された形式

JWS Operator 2.1 では、デフォルトで生成されるホスト名の形式が強化され、アプリケーション名とプロジェクト名のそれぞれ最大 63 文字まで使用できるようになっています。

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