第2章 新機能および機能拡張
このセクションでは、Red Hat OpenShift AI の新機能と機能拡張について説明します。
2.1. 新機能 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- モデルサービングランタイムのバージョン情報の表示
この更新により、各モデルサービングランタイムのバージョンを表示できるようになりました。ランタイムバージョンはダッシュボードの次の場所に表示されます。
- Serving runtimes ページ
- Settings の Serving runtimes
- Models and model servers ページの Serving runtimes 列
注記
カスタムランタイムのバージョンは自動的に表示されません。カスタムランタイムのランタイムバージョンを表示するには、ServingRuntime
オブジェクトに opendatahub.io/runtime-version
をアノテーションとして追加してください。
- ストレージクラスのアクセスモードを選択する機能
- データサイエンスプロジェクトまたはワークベンチにクラスターストレージを追加するときに、管理者の設定に基づいてストレージクラスのアクセスモードを選択できるようになりました。アクセスモードは、ノードがボリュームにアクセスする方法を定義する Kubernetes 設定です。この更新により、ワークベンチの共有データの管理における柔軟性と効率性が向上します。以前は、すべてのストレージクラスのデフォルトが ReadWriteOnce (RWO) に設定されていたため、複数のユーザーが共同作業のために同じストレージクラスを共有することができませんでした。