5.2. 削除された機能


5.2.1. Embedded サブスクリプションチャネルは一部のバージョンでは使用されない

OpenShift AI 2.8 から 2.20 および 2.22 の場合、embedded サブスクリプションチャネルは使用されません。これらのバージョンの Operator の新規インストールでは、embedded チャネルを選択できません。サブスクリプションチャネルの詳細は、Red Hat OpenShift AI Operator のインストール を参照してください。

5.2.2. InstructLab のスタンドアロンスクリプトを削除

Distributed InstructLab トレーニングを実行するためのスタンドアロンスクリプトが削除されました。InstructLab トレーニングフローを実行するには、LAB-tuning テクノロジープレビュー機能を使用します。詳細は、LAB-tuning の有効化 および LAB-tuning を使用したモデルのカスタマイズ を参照してください。

重要

LAB-tuning 機能は現在、非接続環境ではサポートされていません。

5.2.3. Anaconda の削除

Anaconda は、Python および R プログラミング言語のオープンソースディストリビューションです。OpenShift AI バージョン 2.18 以降、Anaconda は OpenShift AI に含まれなくなり、Anaconda リソースは OpenShift AI でサポートまたは管理されなくなりました。

以前に OpenShift AI から Anaconda をインストールした場合は、クラスター管理者は OpenShift コマンドラインインターフェイスから次の手順を実行して、Anaconda 関連のアーティファクトを削除する必要があります。

  1. Anaconda パスワードを含むシークレットを削除します。

    oc delete secret -n redhat-ods-applications anaconda-ce-access

  2. Anaconda 検証 cronjob の ConfigMap を削除します。

    oc delete configmap -n redhat-ods-applications anaconda-ce-validation-result

  3. Anaconda イメージストリームを削除します。

    oc delete imagestream -n redhat-ods-applications s2i-minimal-notebook-anaconda

  4. イメージのダウンロードを検証した Anaconda ジョブを削除します。

    oc delete job -n redhat-ods-applications anaconda-ce-periodic-validator-job-custom-run

  5. Anaconda cronjob の実行に関連するすべての Pod を削除します。

    oc get pods n redhat-ods-applications --no-headers=true | awk '/anaconda-ce-periodic-validator-job-custom-run*/'

5.2.4. データサイエンスパイプライン v1 のサポートの削除

これまで、OpenShift AI のデータサイエンスパイプラインは KubeFlow Pipelines v1 をベースにしていました。OpenShift AI 2.9 以降、データサイエンスパイプラインは、異なるワークフローエンジンを使用する KubeFlow Pipelines v2 をベースにしています。OpenShift AI では、デフォルトで Data Science Pipelines 2.0 が有効化され、デプロイされます。

OpenShift AI 2.16 以降、Data Science Pipelines 1.0 リソースは OpenShift AI によってサポートまたは管理されなくなりました。ダッシュボードまたは KFP API サーバーから、Data Science Pipelines 1.0 に基づくパイプラインの詳細をデプロイ、表示、または編集することはできなくなりました。

OpenShift AI は、既存の Data Science Pipelines 1.0 インスタンスを 2.0 に自動的に移行しません。OpenShift AI 2.16 以降にアップグレードする場合は、既存の Data Science Pipelines 1.0 インスタンスを手動で移行する必要があります。詳細は、Data Science Pipelines 2.0 への移行 を参照してください。

重要

Data Science Pipelines 2.0 には、Argo Workflows のインストールが含まれています。Red Hat は、この Argo Workflows インストールの、お客様による直接使用をサポートしていません。Data Science Pipelines 2.0 を備えた OpenShift AI 2.16 以降をインストールまたはアップグレードするには、クラスターに Argo Workflows がインストールされていないことを確認してください。

Elyra パイプラインで実行されている Python スクリプトのログは、S3 互換ストレージに保存されなくなりました。OpenShift AI バージョン 2.11 以降では、OpenShift AI ダッシュボードのパイプラインログビューアーでこれらのログを表示できます。

注記

この変更を有効にするには、バージョン 2024.1 以降のワークベンチイメージで提供される Elyra ランタイムイメージを使用する必要があります。

古いバージョンのワークベンチイメージがある場合は、プロジェクトワークベンチの更新 の説明に従って、Version selection フィールドを互換性のあるワークベンチイメージバージョン (例: 2024.1) に更新します。

ワークベンチイメージバージョンを更新すると、パイプラインの既存のランタイムイメージの選択がすべて消去されます。ワークベンチのバージョンを更新したら、ワークベンチ IDE を開き、パイプラインのプロパティーを更新してランタイムイメージを選択します。

5.2.6. ワークベンチのバージョン 1.2 コンテナーイメージのサポートを終了

ワークベンチを作成するときは、ワークベンチで使用するコンテナーイメージを指定します。OpenShift AI 2.5 以降では、新しいワークベンチを作成するときに、バージョン 1.2 のコンテナーイメージを選択できません。バージョン 1.2 イメージですでに実行されているワークベンチは、引き続き正常に動作します。ただし、Red Hat では、最新のコンテナーイメージを使用するようにワークベンチを更新することを推奨します。

5.2.7. beta サブスクリプションチャネルの使用を終了

OpenShift AI 2.5 以降では、beta サブスクリプションチャネルを使用しなくなりました。Operator の新規インストール用の beta チャネルを選択できなくなりました。サブスクリプションチャネルの詳細は、Red Hat OpenShift AI Operator のインストール を参照してください。

5.2.8. HabanaAI ワークベンチイメージの削除

HabanaAI 1.10 ワークベンチイメージのサポートが削除されました。OpenShift AI バージョン 2.14 以降の新規インストールには、HabanaAI ワークベンチイメージは含まれません。ただし、OpenShift AI を以前のバージョンからアップグレードする場合は、HabanaAI ワークベンチイメージは使用可能なままとなるため、既存の HabanaAI ワークベンチイメージは引き続き機能します。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat