7.6. ワークベンチ Pod toleration の追加
特定のマシンプールをワークベンチ Pod の実行専用にする場合は、toleration を追加して、ワークベンチ Pod を特定のノードでスケジュールできます。taint と toleration を使用して、ノードはどの Pod をスケジュールするか (またはスケジュールしないか) を制御できます。詳細は、taint と toleration について を参照してください。
この機能は、ワークベンチがそのニーズに対応できるノードに配置されていることを確認する場合に役立ちます。これらの特定のノードで他のワークロードが実行されないようにして、大規模なワークベンチサイズで作業する必要があるユーザーが必要なリソースを利用できるようになります。
前提条件
- OpenShift AI 管理者権限を持つユーザーとして OpenShift AI にログインしている。
- taint と toleration について で説明されているように、OpenShift の taint と toleration を理解している。
手順
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OpenShift AI ダッシュボードから、Settings
Cluster settings をクリックします。 - Workbench pod tolerations で、Add a toleration to workbench pods to allow them to be scheduled to tainted nodes を選択します。
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Toleration key for workbench pods フィールドに、toleration キーを入力します。キーは、最大 253 文字までの任意の文字列になります。キーは文字または数字で始まる必要があり、文字、数字、ハイフン、ドット、アンダースコアを含めることができます。たとえば、
workbenches-onlyです。 Save changes をクリックします。toleration キーは、新しいワークベンチ Pod が作成されるときに適用されます。
既存のワークベンチ Pod の場合、ワークベンチ Pod が再起動されると、toleration キーが適用されます。
基本ワークベンチを使用している場合は、ワークベンチを再起動してワークベンチ設定を更新する を参照してください。プロジェクトでワークベンチを使用している場合は、ワークベンチの起動 を参照してください。
次のステップ
OpenShift では、ワークベンチ専用として指定するマシンプールと同じ taint キー (任意の値) を追加します。詳細は、ノード taint を使用した Pod の配置の制御 を参照してください。
詳細は、マシンプールへの taint の追加 を参照してください。
検証
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OpenShift コンソールでプロジェクトを選択し、Workloads
StatefulSet をクリックします。現在、ワークベンチが起動しているか、停止しているかで、実行中の Pod の数 (0 個または 1 個) を確認できます。 - ワークベンチ Pod 名を検索し、名前をクリックして Pod の詳細ページを開きます。
- 割り当てられた Node と Tolerations が正しいことを確認します。