第1章 ロギング
1.1. Argo CD ログの表示
Red Hat OpenShift のロギングサブシステムを使用して Argo CD ログを表示できます。ログサブシステムは、Kibana ダッシュボード上でログを視覚化します。OpenShift Logging Operator は、デフォルトで Argo CD を使用したロギングを有効にします。
1.1.1. Argo CD ログの保存と取得
Kibana ダッシュボードを使用して、Argo CD ログを保存および取得できます。
前提条件
- Red Hat OpenShift GitOps Operator がクラスターにインストールされている。
- Red Hat OpenShift のロギングサブシステムは、デフォルト設定でクラスターにインストールされている。
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールで、
メニュー
Observability Logging に移動して Kibana ダッシュボードを表示します。 インデックスパターンを作成します。
-
すべてのインデックスを表示するには、インデックスパターンを
*
と定義し、Next step をクリックします。 - Time Filter field name で @timestamp を選択します。
- Create index pattern をクリックします。
-
すべてのインデックスを表示するには、インデックスパターンを
- Kibana ダッシュボードのナビゲーションパネルで、Discover タブをクリックします。
Argo CD のログを取得するフィルターを作成します。次の手順では、
openshift-gitops
namespace 内のすべての Pod のログを取得するフィルターを作成します。- Add a filter + をクリックします。
- kubernetes.namespace_name フィールドを選択します。
- is 演算子を選択します。
- openshift-gitops 値を選択します。
- Save をクリックします。
-
オプション: フィルターを追加して検索を絞り込みます。たとえば、特定の Pod のログを取得するには、フィールドとして
kubernetes.pod_name
を使用して別のフィルターを作成できます。 - Kibana ダッシュボードでフィルタリングされた Argo CD ログを表示します。