第1章 Red Hat OpenShift GitOps リリースノート


リリースノートには、新機能、非推奨の機能、互換性を損なう変更、修正された問題、既知の問題に関する情報が含まれています。以下のリリースノートは、OpenShift Container Platform 上の最新の OpenShift GitOps リリースを対象としています。

Red Hat OpenShift GitOps は、クラウドネイティブアプリケーションの継続的デプロイメントを実装するための宣言的な方法です。Red Hat OpenShift GitOps は、異なる環境 (開発、ステージ、実稼働環境など) の異なるクラスターにアプリケーションをデプロイする場合に、アプリケーションの一貫性を確保します。Red Hat OpenShift GitOps は、以下のタスクを自動化する上で役立ちます。

  • クラスターの設定、監視、ストレージの状態が類似していることを確認する。
  • クラスターを既知の状態から回復するか、または再作成します。
  • 複数の OpenShift Container Platform クラスターに対する設定変更を適用するか、または元に戻します。
  • テンプレート化された設定を複数の異なる環境に関連付けます。
  • ステージングから実稼働環境まで、クラスター間でアプリケーションをプロモートする。

Red Hat OpenShift GitOps の概要は、Red Hat OpenShift GitOps について を参照してください。

注記

OpenShift GitOps ライフサイクルとサポートされているプラットフォームの詳細は、OpenShift Operator ライフサイクル および Red Hat OpenShift Container Platform ライフサイクルポリシー を参照してください。

1.1. 互換性およびサポート表

現在、今回のリリースに含まれる機能には テクノロジープレビュー のものがあります。これらの実験的機能は、実稼働環境での使用を目的としていません。

以下の表では、機能は以下のステータスでマークされています。

  • TP: テクノロジープレビュー機能
  • GA: 一般公開機能
  • NA: 該当なし
重要
  • OpenShift Container Platform 4.13 では、stable チャネルが削除されました。OpenShift Container Platform 4.13 にアップグレードする前に、すでに stable チャネルを使用している場合は、適切なチャネルを選択してそれに切り替えます。
  • IBM Power 上の OpenShift Container Platform 4.12 のメンテナンスサポートは、2024 年 7 月 17 日をもって終了しました。OpenShift Container Platform 4.12 で Red Hat OpenShift GitOps を使用している場合は、OpenShift Container Platform 4.13 以降にアップグレードしてください。
Expand
表1.1 GitOps とコンポーネントのバージョン
GitOpsArgo CD CLIHelmKustomizeArgo CDArgo RolloutsDexRH SSOArgo CD AgentOpenShift Container Platform

1.18.0

3.1.5 TP

3.18.4 GA

5.7.0 GA

3.1.6 GA

1.8.3 GA

2.43.0 GA

NA

0.4.1 TP

4.14、4.16-4.19

1.17.0

3.0.12 TP

3.17.1 GA

5.6.0 GA

3.0.12 GA

1.8.3 GA

2.41.1 GA

7.6.0 GA

0.2.1 TP

4.12-4.19

1.16.0

2.14.7 TP

3.16.4 GA

5.4.3 GA

2.14.4 GA

1.8.0 GA

2.41.1 GA

7.6.0 GA

NA

4.12-4.18

重要
  • Red Hat OpenShift GitOps 1.18 以降では、Keycloak ベースの認証はサポートされなくなりました。代わりに、Dex に移行するか、自己管理型の Red Hat Build of Keycloak (RHBK) インスタンスを設定することもできます。
  • Red Hat OpenShift GitOps 1.15 以降、Red Hat OpenShift GitOps Application Manager コマンドラインインターフェイス (CLI) の kam でサポートが提供されなくなりました。
  • RH SSO は、Red Hat SSO の略です。

1.1.1. テクノロジープレビュー機能

次の表に記載されている機能は、現在テクノロジープレビュー (TP) です。これらの実験的機能は、実稼働環境での使用を目的としていません。

Expand
表1.2 テクノロジープレビュートラッカー
機能Red Hat OpenShift GitOps バージョンの TPRed Hat OpenShift GitOps バージョンの GA

Argo CD Agent

1.17.0

NA

GitOps argocd CLI ツール

1.12.0

NA

コントロールプレーン以外の namespace の Argo CD アプリケーションセット

1.12.0

NA

round-robin クラスターシャーディングアルゴリズム

1.10.0

NA

シャードの動的なスケーリング

1.10.0

NA

Argo Rollouts

1.9.0

1.13.0

ApplicationSet プログレッシブロールアウト戦略

1.8.0

NA

アプリケーションの複数のソース

1.8.0

1.15.0

コントロールプレーン以外の namespace の Argo CD アプリケーション

1.7.0

1.13.0

OpenShift Container Platform Web コンソールの Developer パースペクティブの Red Hat OpenShift GitOps Environments ページ

1.1.0

NA

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat