3.2. Tekton バンドルからのリモートパイプラインまたはタスクの指定
バンドルリゾルバーを使用して、Tekton バンドルからリモートパイプラインまたはタスクを指定できます。Tekton バンドルは、OpenShift コンテナーリポジトリーなどの任意の OCI リポジトリーから利用できる OCI イメージです。
3.2.1. バンドルリゾルバーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
バンドルリゾルバーを設定することで、Tekton バンドルからリソースを取得するためのデフォルトのサービスアカウント名とデフォルトの種類を変更できます。
手順
TektonConfigカスタムリソースを編集するには、次のコマンドを入力します。oc edit TektonConfig config
$ oc edit TektonConfig configCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow TektonConfigカスタムリソースで、pipeline.bundles-resolver-config仕様を編集します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
3.2.2. バンドルリゾルバーを使用したリモートパイプラインまたはタスクの指定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
パイプライン実行を作成するときに、Tekton バンドルからリモートパイプラインを指定できます。パイプラインまたはタスク実行を作成するときに、Tekton バンドルからリモートタスクを指定できます。
手順
Tekton バンドルからリモートパイプラインまたはタスクを指定するには、
pipelineRefまたはtaskRef仕様で次の参照形式を使用します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Expand 表3.2 バンドルリゾルバーでサポートされているパラメーター パラメーター 説明 値の例 serviceAccountレジストリー認証情報を作成するときに使用するサービスアカウントの名前。
defaultbundle取得するイメージを指すバンドル URL。
gcr.io/tekton-releases/catalog/upstream/golang-build:0.1nameバンドルから取り出すリソースの名前。
golang-buildkindバンドルから取り出すリソースの種類。
taskパイプラインまたはタスクに追加のパラメーターが必要な場合は、パイプライン、パイプライン実行、またはタスク実行の仕様の
paramsセクションにこれらのパラメーターの値を指定します。pipelineRefまたはtaskRef仕様のparamsセクションには、リゾルバーがサポートするパラメーターのみを含める必要があります。
次のパイプライン実行の例は、Tekton バンドルからのリモートパイプラインを参照します。
次のパイプラインの例は、Tekton バンドルからのリモートタスクを参照します。
次のタスク実行例では、Tekton バンドルのリモートタスクを参照しています。