第2章 OpenShift Pipelines のアンインストール
クラスター管理者は、以下のステップを実行することにより、Red Hat OpenShift Pipelines Operator をアンインストールできます。
オプションコンポーネント
TektonHub
およびTektonResult
のカスタムリソース (CR) が存在する場合は削除し、その後にTektonConfig
CR を削除します。注意オプションコンポーネントの CR を削除せずに Operator をアンインストールすると、後でコンポーネントを削除できなくなります。
- Red Hat OpenShift Pipelines Operator をアンインストールします。
-
operator.tekton.dev
グループのカスタムリソース定義 (CRD) を削除します。
Operator のみをアンインストールしても、Operator のインストール時にデフォルトで作成される Red Hat OpenShift Pipelines コンポーネントは削除されません。
2.1. OpenShift Pipelines カスタムリソースの削除
オプションコンポーネント TektonHub
および TektonResult
のカスタムリソース (CR) が存在する場合は、これらの CR を削除します。次に、TektonConfig
CR を削除します。
手順
-
Web コンソールの Administrator パースペクティブで、Administration
CustomResourceDefinitions に移動します。 -
Filter by name フィールドに
TektonHub
と入力して、TektonHub
カスタムリソース定義 (CRD) を検索します。 -
TektonHub
CRD の名前をクリックし、CRD の詳細ページを表示します。 -
Instances
タブをクリックします。 - インスタンスが表示されている場合は、表示されたインスタンスの Options メニュー をクリックします。
- Delete TektonHub を選択します。
- Delete をクリックし、CR の削除を確定します。
-
これらの手順を繰り返して、Filter by name ボックスで
TektonResult
を検索し、TektonConfig
を検索します。これらの CRD のインスタンスが見つかった場合は、これらのインスタンスを削除します。
CR を削除すると、Red Hat OpenShift Pipelines コンポーネントと、クラスター上のすべてのタスクとパイプラインも削除されます。
TektonHub
および TektonResult
CR を削除せずに Operator をアンインストールすると、後で Tekton Hub および Tekton Results コンポーネントを削除できなくなります。