1.14. Red Hat OpenShift Serverless 1.21.0 のリリースノート
OpenShift Serverless 1.21.0 が利用可能になりました。以下では、OpenShift Container Platform 上の OpenShift Serverless に関連する新機能、変更点、および既知の問題を説明します。
1.14.1. 新機能
- OpenShift Serverless は Knative Serving 1.0 を使用するようになりました。
- OpenShift Serverless は Knative Eventing 1.0 を使用するようになりました。
- OpenShift Serverless は Kourier 1.0 を使用するようになりました。
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OpenShift Serverless は、Knative (
kn
) CLI 1.0 を使用するようになりました。 - OpenShift Serverless は Knative Kafka 1.0 を使用するようになりました。
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kn func
CLI プラグインがfunc
0.21 を使用するようになりました。 - Kafka シンクがテクノロジープレビューとして利用できるようになりました。
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Knative オープンソースプロジェクトは、camel-cased 設定キーを非推奨にし、kebab-cased キーを一貫して使用することを支持し始めました。その結果、OpenShift Serverless 1.18.0 リリースノートで前述した
defaultExternalScheme
キーは非推奨になり、default-external-scheme
キーに置き換えられました。キーの使用方法は同じです。
1.14.2. 修正された問題
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OpenShift Serverless 1.20.0 では、サービスにイベントを送信するための
kn event send
の使用に影響するイベント配信の問題がありました。この問題は修正されています。 -
OpenShift Serverless 1.20.0 (
func
0.20) では、http
テンプレートを使用して作成された TypeScript 関数をクラスターにデプロイできませんでした。この問題は修正されています。 -
OpenShift Serverless 1.20.0 (
func
0.20) では、gcr.io
レジストリーを使用した関数のデプロイがエラーで失敗しました。この問題は修正されています。 -
OpenShift Serverless 1.20.0 (
func
0.20) では、kn func create
コマンドを使用して Springboot 関数プロジェクトディレクトリーを作成してから、kn func build
コマンドを実行するとエラーメッセージが表示されて失敗しました。この問題は修正されています。 -
OpenShift Serverless 1.19.0 (
func
0.19) では、一部のランタイムが podman を使用して関数をビルドできませんでした。この問題は修正されています。
1.14.3. 既知の問題
現在、ドメインマッピングコントローラーは、現在サポートされていないパスを含むブローカーの URI を処理できません。
つまり、
DomainMapping
カスタムリソース (CR) を使用してカスタムドメインをブローカーにマップする場合は、ブローカーの入力サービスを使用してDomainMapping
CR を設定し、ブローカーの正確なパスをカスタムドメインに追加する必要があります。DomainMappingCR
の例apiVersion: serving.knative.dev/v1alpha1 kind: DomainMapping metadata: name: <domain-name> namespace: knative-eventing spec: ref: name: broker-ingress kind: Service apiVersion: v1
その場合、ブローカーの URI は
<domain-name>/<broker-namespace>/<broker-name>
になります。