1.4. Red Hat OpenShift Serverless 1.35.1


OpenShift Serverless 1.35.1 が利用可能になりました。OpenShift Serverless のこのリリースでは、特定された Common Vulnerabilities and Exposures (CVE) に対処し、セキュリティーと信頼性を強化しています。OpenShift Container Platform 上の OpenShift Serverless に関連する修正された問題と既知の問題は、以下の注記に記載されています。

1.4.1. 修正された問題

  • 以前は、KafkaChannel 機能が有効になっていない場合、KnativeKafka をインストールした後に kafka-controller-post-install-1.35 ジョブが失敗していました。この問題は修正されました。KafkaChannels が無効になっている場合でも、インストール後のジョブが正常に完了するようになりました。
  • 以前は、sinks.knative.dev API グループが KnativeEventing 集約クラスターロールにありませんでした。その結果、管理者以外のユーザーの場合、oc get all コマンドは次のエラーメッセージで失敗していました。

    jobsinks.sinks.knative.dev is forbidden: User "user" cannot list resource "jobsinks" in API group "sinks.knative.dev" in the namespace "test"
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    この問題は解決されています。sinks.knative.dev API グループが、knative-eventing-namespaced 集約クラスターロールに含まれるようになりました。viewedit、または admin ロールを持っている場合は、独自の namespace 内のシンクを読み取り、リスト表示できるようになりました。

1.4.2. 既知の問題

  • 現在、KnativeServing または OpenShift Serverless Operator をアンインストール、再インストール、またはアップグレードした後に残る可能性がある、Webhook 設定などのクラスタースコープ指定されたリソースを削除することはできません。これらの残ったリソースはリコンシリエーションプロセスをブロックし、KnativeServing が適切にインストールされないようにする可能性があります。この問題が発生すると、次のようなエラーメッセージが表示される場合があります。

    failed to apply non rbac manifest: Internal error occurred: failed calling webhook \"webhook.serving.knative.dev\": failed to call webhook: Post \"https://webhook.knative-serving.svc:443/?timeout=10s\": no endpoints available for service \"webhook\"
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    回避策として、次のコマンドを実行して、リコンシリエーションを続行できるようにスタックした Webhook 設定を手動で削除できるようになりました。

    $ oc delete mutatingwebhookconfiguration webhook.serving.knative.dev
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    $ oc delete validatingwebhookconfiguration config.webhook.serving.knative.dev validation.webhook.serving.knative.dev
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