OpenStack データ処理
Red Hat OpenStack Platform 13
Red Hat OpenStack Platform での Hadoop クラスターの手動プロビジョニングおよびスケーリング
概要
OpenStack Data Processing 機能により、Hadoop クラスターを簡単にプロビジョニングおよびスケーリングして、大規模なデータセットを処理できます。本書では、OpenStack Data Processing ワークフロー全体について説明します。このワークフローには、データ処理要件(イメージ、入力データ、ジョブバイナリー)の登録、クラスターのプロビジョニングに使用するテンプレートの設定、これらのクラスターでのデータの処理、必要に応じてこれらのクラスターのスケーリングが含まれます。
このリリースの OpenStack Data Processing には、
タブが含まれています。このタブ機能ウィザードは、クラスターを起動し、それらに対してジョブを実行するために必要なテンプレートを作成するのに役立ちます。本書の目的は、OpenStack Data Processing ワークフローの詳細を確認することです。そのため、 タブ機能を使用せずにテンプレートの作成とコンポーネントの登録について説明します。
OpenStack Data Processing 機能を使用するには、Hadoop フレームワーク内のデータ処理に関する基本的な知識が必要です。さらに、ユーザーは選択したHadoop プラグインの内容を理解する必要もあります。