第8章 クラスターの起動
クラスターテンプレート( 7章クラスターテンプレートの設定を参照)したら、クラスターを起動できます。これには、Launch Cluster ウィザードを開きます。このウィザードを開く方法は複数あります。
- プロジェクト > Data Processing > Cluster Templates の順 に選択します。そこから、テンプレートの Action ドロップダウンメニューから Launch Cluster を選択します。
- Project > Data Processing > Clusters の順に選択 します。そこから、Launch Cluster をクリックします。次に、Plugin Name および Hadoop Version ドロップダウンメニューを使用して、クラスターが使用する HQL プラグインの名前とバージョンを選択します。
その後、Create を クリックします。これにより、Launch Cluster ウィザードが開きます。
- クラスターの 起動 ウィザードで、Cluster Name フィールドにクラスターの名前を入力します。
- Description フィールドを使用して、起動するクラスターを記述します(オプション)。
- Cluster の表で Launch Cluster ウィザードを Project > Data Processing > Clusters の表で開いた場合は、Cluster Template ドロップダウンメニューを使用してクラスターテンプレートを選択できます。事前に選択した Hadoop プラグインおよびバージョンと互換性のあるテンプレートのみを選択できます。
- Base Image ドロップダウンメニューから、クラスターが使用する Hadoop イメージを選択します。Hadoop イメージの作成および登録の詳細は、4章Hopa イメージの作成 および 5章必要なコンポーネントの登録 を参照してください。
必要に応じて、Keypair ドロップダウンメニューからキーペアを選択します。このメニューの横にある + をクリックして、新しいキーペアを作成することもできます。クラスターを起動するのにキーペアは必要ありませんが、クラスターノードにログインする必要があります(例:SSH を使用)。
キーペアの詳細は キーペアの 管理 を参照してください。
- Neutron Management Network ドロップダウンメニューから、クラスターが使用するネットワークを選択します。OpenStack でのネットワークの追加および管理に関する詳細は、Common Administrative Tasks を参照してください。
- Create をクリックしてクラスターを起動します。
起動したクラスターを表示するには、Project > Data Processing > Clusters を選択します。
8.1. クラスターのスケーリングまたは削除
OpenStack Data Processing により、リソースのニーズに合うように既存のクラスターを簡単にスケーリングできます。スケーリングにより、実行中のクラスターから任意のタイプ(または数字)のノードを追加または削除できます。
起動したクラスターを表示するには、Project > Data Processing > Clusters を選択します。このページからクラスターをスケーリングまたは削除できます。クラスターの起動方法は、8章クラスターの起動 を参照してください。
クラスターをスケーリングするには、以下を実行します。
Clusters テーブルで、スケーリングするクラスターを選択します。次に、クラスターの Action ドロップダウンメニューから Scale Cluster を選択します。必要に応じてクラスターを縮小します。
- 新規ノードタイプをクラスターに追加するには、Select a Node Group Template からそのテンプレートを選択して、ドロップダウンメニューから追加します。次に、+ ボタンをクリックしてノードタイプをクラスターに追加します。続いて、追加する必要のあるタイプのノード数を設定できます。
- 既存ノードグループからノードを追加または削除するには、ノードグループの行にある + ボタンまたは - ボタンを使用します。または、ノードグループの Count フィールドでノード数を設定することもできます。
- Scale をクリックします。
クラスターを削除するには、Action ドロップダウンメニューから Delete Cluster を選択します。チェックボックスをオンにして、クラスターの削除 ボタンをクリックして、複数のクラスターを 削除 することもできます。