検索

第13章 メッセージキュー

download PDF

メッセージキューサービスは、OpenStack でのプロセス間通信を容易にします。これは、以下のメッセージキューサービスのバックエンドを使用して行われます。

  • RabbitMQ: Red Hat OpenStack Platform はデフォルトで RabbitMQ を使用します。
  • Qpid

RabbitMQ と Qpid はいずれも Advanced Message Queuing Protocol (AMQP) フレームワークで、ピアツーピア通信用のメッセージキューを提供します。キューの実装は、通常、キューサーバーの集中的または分散プールとしてデプロイされます。

メッセージキューは、OpenStack デプロイメント全体にわたるコマンドおよび制御機能を効果的に容易化します。キューへのアクセスが許可されたら、それ以上の承認チェックは実行されません。キュー経由でアクセス可能なサービスは、実際のメッセージペイロード内のコンテキストおよびトークンを検証します。ただし、トークンは再使用でき、インフラストラクチャー内の他のサービスを承認できるため、トークンの有効期限に注意してください。

OpenStack は、メッセージ署名などのメッセージレベルの機密性をサポートしません。したがって、メッセージトランスポート自体をセキュア化し、認証する必要があります。高可用性 (HA) 設定には、キューツーキュー認証および暗号化を実行する必要があります。

13.1. メッセージングセキュリティー

このセクションでは、OpenStack で使用される 3 つの最も一般的なメッセージキューイングソリューション(RabbitMQ および Qpid)のセキュリティー強化アプローチについて説明します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.