81.2. tripleo container image build
tripleo-ansible を使用して tripleo コンテナーイメージをビルドします。
使用方法
| 値 | 概要 |
|---|---|
| -h、--help | ヘルプメッセージを表示して終了します。 |
| --authfile <authfile> | 認証ファイルのパス。上書きするには REGISTRY_AUTH_FILE 環境変数を使用します (デフォルト:/root/containers/auth.json)。 |
| --base <base-image> | オプションのバージョンを含むベースイメージ名。centos:8 を指定できます。ベースイメージ名は centos ですが、centos:8 はベースイメージをビルドするためにプルされます (デフォルト:ubi8)。 |
| --config-file <config-file> | ビルドするイメージを指定する yaml 設定ファイル (デフォルト:tripleo_containers.yaml) |
| --config-path <config-path> | ベース設定パス。これは、すべてのコンテナーイメージファイルのベースパスです。このオプションが設定されると、<config-file> のデフォルトパスが変更されます (デフォルト:/usr/share/tripleo-common/container-images)。 |
| --distro <distro> | ディストリビューション名。未定義の場合、システムはホストのディストリビューションを使用してビルドします (デフォルト:centos)。 |
| --exclude <container-name> | ビルドをスキップするコンテナーのリストに対して一致するコンテナーの名前。複数のコンテナーを省略する場合は複数回指定する必要があります (デフォルト:[])。 |
| --extra-config <extra-config> | 指定された設定 YAML ファイルから追加オプションを適用します。これはすべてのコンテナービルドに適用されます (デフォルト:None)。 |
| --namespace <registry-namespace> | コンテナーレジストリーの名前空間 (デフォルト:tripleotrain) |
| --registry <registry-url> | コンテナーレジストリーの URL(デフォルト:localhost) |
| --skip-build | イメージのビルドをスキップかどうか (デフォルト:false)。 |
| --tag <image-tag> | イメージタグ (デフォルト:latest) |
| --prefix <image-prefix> | イメージの接頭辞 (デフォルト:openstack) |
| --push | 指定されたレジストリーへのイメージのプッシュを有効にします (デフォルト:False)。 |
| --volume <volume-path> | イメージのビルド時に使用するコンテナーバインドマウント。複数ボリュームの場合は、複数回指定する必要があります (デフォルト:[/etc/yum.repos.d:/etc/yum.repos.d:z、/etc/pki/rpm- gpg:/etc/pki/rpm-gpg:z])。 |
| --work-dir <work-directory> | TripleO コンテナービルドディレクトリー。各イメージおよびその依存関係の設定およびログを保存します (デフォルト: /tmp/container-builds)。 |
| --rhel-modules <rhel-modules> | 有効にする rhel モジュールおよびバージョンのコンマ区切りリスト例:mariadb:10.3,virt:8.3 |