8.3.2. MCG コマンドラインインターフェイスを使用したハイブリッドまたはマルチクラウドのストレージリソースの追加
Multicloud Object Gateway (MCG) は、クラウドプロバイダーおよびクラスター全体にまたがるデータの処理を単純化します。
MCG で使用できるバッキングストレージを追加する必要があります。
デプロイメントのタイプに応じて、以下のいずれかの手順を選択してバッキングストレージを作成できます。
- AWS でサポートされるバッキングストアを作成する方法については、「AWS でサポートされるバッキングストアの作成」 を参照してください。
- IBM COS でサポートされるバッキングストアを作成する方法については、「IBM COS でサポートされるバッキングストアの作成」 を参照してください。
- Azure でサポートされるバッキングストアを作成する方法については、「Azure でサポートされるバッキングストアの作成」 を参照してください。
- GCP でサポートされるバッキングストアを作成する方法については、「GCP でサポートされるバッキングストアの作成」 を参照してください。
- ローカルの永続ボリュームでサポートされるバッキングストアを作成する方法については、「ローカル永続ボリュームでサポートされるバッキングストアの作成」 を参照してください。
VMware デプロイメントの場合、「s3 と互換性のある Multicloud Object Gateway バッキングストアの作成」 に進み、詳細の 手順を確認します。
8.3.2.1. AWS でサポートされるバッキングストアの作成 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
前提条件
Multicloud Object Gateway (MCG) コマンドラインインターフェイスをダウンロードします。
subscription-manager repos --enable=rh-ocs-4-for-rhel-8-x86_64-rpms yum install mcg
# subscription-manager repos --enable=rh-ocs-4-for-rhel-8-x86_64-rpms # yum install mcg
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または、
mcg
パッケージを、https://access.redhat.com/downloads/content/547/ver=4/rhel---8/4/x86_64/packages にある OpenShift Container Storage RPM からインストールできます。
手順
MCG コマンドラインインターフェイスから、以下のコマンドを実行します。
noobaa backingstore create aws-s3 <backingstore_name> --access-key=<AWS ACCESS KEY> --secret-key=<AWS SECRET ACCESS KEY> --target-bucket <bucket-name> -n openshift-storage
noobaa backingstore create aws-s3 <backingstore_name> --access-key=<AWS ACCESS KEY> --secret-key=<AWS SECRET ACCESS KEY> --target-bucket <bucket-name> -n openshift-storage
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-
<backingstore_name>
を、バッキングストアの名前に置き換えます。 -
<AWS ACCESS KEY>
および<AWS SECRET ACCESS KEY>
を、作成した AWS アクセスキー ID およびシークレットアクセスキーに置き換えます。 <bucket-name>
を既存の AWS バケット名に置き換えます。この引数は、Multicloud Object Gateway に対して、バッキングストア、およびその後のデータストレージおよび管理のためのターゲットバケットとして使用するバケットについて指示します。出力は次のようになります。
INFO[0001] ✅ Exists: NooBaa "noobaa" INFO[0002] ✅ Created: BackingStore "aws-resource" INFO[0002] ✅ Created: Secret "backing-store-secret-aws-resource"
INFO[0001] ✅ Exists: NooBaa "noobaa" INFO[0002] ✅ Created: BackingStore "aws-resource" INFO[0002] ✅ Created: Secret "backing-store-secret-aws-resource"
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YAML を使用してストレージリソースを追加することもできます。
認証情報でシークレットを作成します。
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Base64 を使用して独自の AWS アクセスキー ID およびシークレットアクセスキーを指定し、エンコードし、その結果を
<AWS ACCESS KEY ID ENCODED IN BASE64>
および<AWS SECRET ACCESS KEY ENCODED IN BASE64>
に使用する必要があります。 -
<backingstore-secret-name>
を一意の名前に置き換えます。
-
Base64 を使用して独自の AWS アクセスキー ID およびシークレットアクセスキーを指定し、エンコードし、その結果を
特定のバッキングストアについて以下の YAML を適用します。
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<bucket-name>
を既存の AWS バケット名に置き換えます。この引数は、Multicloud Object Gateway に対して、バッキングストア、およびその後のデータストレージおよび管理のためのターゲットバケットとして使用するバケットについて指示します。 -
<backingstore-secret-name>
を直前の手順で作成したシークレットの名前に置き換えます。
-