3.2. アラームの作成
Telemetry Alarming サービス (aodh) を使用して、特定の条件が満たされる際にトリガーされるアラームを作成します (例: しきい値に到達する場合)。以下の例では、個々のインスタンスの平均 CPU 使用率が 80% を超えると、アラームがアクティブになりログエントリーが追加されます。
手順
アーカイブポリシーはデプロイメントプロセス時に事前に設定されるため、新しいアーカイブポリシーを作成する必要はほとんどありません。ただし、設定したアーカイブポリシーがない場合は、アーカイブポリシーを作成する必要があります。5s * 86400 ポイント (5 日) のメトリックを作成するアーカイブポリシーを作成するには、以下のコマンドを使用します。
openstack archive-policy create <name> \ -d granularity:5s,points:86400 \ -b 3 -m mean -m rate:mean
# openstack archive-policy create <name> \ -d granularity:5s,points:86400 \ -b 3 -m mean -m rate:mean
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow + <name> をアーカイブポリシーの名前に置き換えます。
注記Telemetry Alarming サービスの評価期間の値を 60 より大きい整数に設定するようにしてください。Ceilometer のポーリング間隔は、評価期間にリンクされます。Ceilometer のポーリング間隔の値を 60 から 600 までの数字に設定し、値が Telemetry Alarming サービスの評価期間の値よりも大きくされていることを確認します。Ceilometer のポーリング間隔が低すぎる場合には、システム負荷が大幅に影響を受ける可能性があります。
アラームを作成し、クエリーを使用してモニタリングするインスタンスの特定の ID を分離します。以下の例のインスタンスの ID は 94619081-abf5-4f1f-81c7-9cedaa872403 です。
注記しきい値を計算するには、数式 1,000,000,000 x {granularity} x {percentage_in_decimal} を使用します。
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