第1章 DNSaaS の概要
Red Hat OpenStack Platform 8 には、Designate とも呼ばれる DNS-as-a-Service (DNSaaS)のテクノロジープレビューが同梱されています。DNSaaS にはドメインおよびレコード管理用の REST API が実装されており、マルチテナントに対応しています。DNSaaS は OpenStack Identity サービス(keystone)と統合して認証を行います。DNSaaS には Compute (nova)および OpenStack Networking (neutron)の通知と統合するフレームワークが実装されており、DNS レコードの自動生成が可能です。さらに、DNSaaS には Bind9 のインテグレーションサポートが含まれています。
DNS-as-a-Service (DNSaaS) (Designate とも呼ばれる)は、本リリースでは テクノロジープレビュー として提供されているため、Red Hat では全面的にはサポートしていません。これは、テスト用途にのみご利用いただく機能です。実稼働環境にはデプロイしないでください。テクノロジープレビュー機能の詳細は、対象範囲の詳細 を参照してください。
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- DNSaaS は現時点で director のデプロイメントに含まれていないため、手動の DNSaaS のインストール手順
- コマンドラインインターフェイスからの DNSaaS の管理および設定
- インスタンスレコードの自動作成など、Bind9 でのインテグレーション。