第3章 試用環境のデプロイ


試用版 (評価版) の Red Hat Process Automation Manager 環境をデプロイできます。この環境は、サービスのオーサリングと管理を行うための Business Central とサービスのテスト実行のための Process Server で構成されます。

この環境には、永続ストレージが含まれません。トライアル環境で作成または変更するアセットは保存されません。

この環境は、テストおよびデモ用のアクセスを前提として設計されています。CORS (Cross-Origin Resource Sharing) をサポートします。つまり、ページの他のリソースが他のサーバーによって提供される場合に、ブラウザーを使用して Process Server エンドポイントにアクセスできます。Process Server エンドポイントは通常 REST 呼び出しを目的としていますが、一部のデモ設定でブラウザーアクセスが必要になる場合があります。

この手順は最小限です。必須の設定がなく、すべてのパスワードは単一の値に設定されます(デフォルトのパスワードは RedHatです)。

試用環境をデプロイするには、rhpam 75-trial-ephemeral.yaml テンプレートファイルを使用します。Rhpam -7.5.1-openshift-templates.zip の製品配信可能ファイルからこのファイルを展開できます。このファイルは、Red Hat カスタマーポータルの Software Downloads ページからダウンロード できます。

手順

  1. 以下の方法を使用してテンプレートをデプロイします。

    • OpenShift Web UI では、Add to Project Import YAML / JSON を選択し、rhpam 75-trial-ephemeral.yaml ファイルを選択するか、またはこれを貼り付けます。Add Template ウィンドウで、Process the template が選択されていることを確認し、Continue をクリックします。
    • OpenShift コマンドラインコンソールを使用するには、以下のコマンドラインを準備します。

      oc new-app -f <template-path>/rhpam75-trial-ephemeral.yaml
      Copy to Clipboard Toggle word wrap

      このコマンドラインでは、<template-path> は、ダウンロードしたテンプレートファイルのパスに置き換えます。

  2. 必要に応じて、このテンプレートに記載されているようにパラメーターを設定します。通常の試用版の開発では、以下のパラメーターのみが必要です。

    • ImageStream 名前空間 (IMAGE_STREAM_NAMESPACE): イメージストリームが利用可能な名前空間。OpenShift 環境でイメージストリームが利用可能な場合( 2章イメージストリームとイメージレジストリーの可用性確認を参照)は、名前空間が openshift になります。イメージストリームファイルをインストールした場合は、名前空間が OpenShift プロジェクトの名前になります。
  3. 使用している方法に応じて、環境の作成を終了します。

    • OpenShift Web UI の場合は Create をクリックします。

      • This will create resources that may have security or project behavior implications のポップアップメッセージが表示される可能性があります。このメッセージが表示された場合は、Create Anyway をクリックします。
    • 完了し、コマンドラインを実行します。
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