4.4. Red Hat Single Sign-On を使用したビジネスアプリケーションの設定
ほとんどの組織は、シングルサインオン (SSO) トークンを使用して、ユーザーおよびグループの詳細を提供します。Red Hat Single Sign-On (RHSSO) を使用して、サービス間のシングルサインオンを有効にし、一元的にユーザーとロールの設定や管理ができます。
前提条件
- business applications の Web サイトを使用して作成した Spring Boot アプリケーションの ZIP ファイルがある。
手順
- Red Hat シングルサインオン (SSO) をダウンロードします。Red Hat Single Sign-On スタートガイド を参照してください。
RHSSO を設定します。
デフォルトのマスターレルムを使用するか、新しいレルムを作成します。
レルムは、一連のユーザー、認証情報、ロール、およびグループを管理します。ユーザーはレルムに属し、レルムにログインします。レルムは相互に分離され、制御するユーザーのみを管理および認証できます。
-
springboot-app
クライアントを作成して、パブリックにAccessType
を追加します。 以下の例で示すように、ローカルの設定に合わせて有効なリダイレクト URI と Web オリジンを設定します。
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有効なリダイレクト URI:
http://localhost:8090/*
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Web オリジン:
http://localhost:8090
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有効なリダイレクト URI:
- アプリケーションで使用するレルムロールを作成します。
- アプリケーションで使用するユーザーを作成してロールを割り当てます。
以下の要素およびプロパティーを Spring Boot プロジェクトの
pom.xml
ファイルに追加します。ここで、<KEYCLOAK_VERSION>
は使用している Keycloak のバージョンに置き換えます。<properties> <version.org.keycloak><KEYCLOAK_VERSION></version.org.keycloak> </properties>
<properties> <version.org.keycloak><KEYCLOAK_VERSION></version.org.keycloak> </properties>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の依存関係を Spring Boot プロジェクトの
pom.xml
ファイルに追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Spring Boot プロジェクトディレクトリーで
business-application-service/src/main/recources/application.properties
ファイルを開き、以下の行を追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow business-application-service/src/main/java/com/company/service/DefaultWebSecurityConfig.java
ファイルを変更して、Spring Security が RHSSO で正しく機能することを確認します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow