はじめに
Red Hat Quay は、コンテナーイメージをビルドして、保護し、これを提供するためのエンタープライズ品質のレジストリーです。このドキュメントでは、概念実証 (非実稼働) 目的で Red Hat Quay をデプロイする方法について詳しく説明します。このドキュメントの主な目的は次のとおりです。
- 基本的な非実稼働目的で Red Hat Quay をデプロイする方法
- イメージのプッシュ、プル、タグ付け、整理の方法など、Red Hat Quay のコンテナーイメージ管理の評価
- 可用性とスケーラビリティーの調査
- SSL/TLS 証明書を使用した高度な Red Hat Quay 概念実証環境をデプロイする方法
このドキュメントの主な目的以外にも、概念実証デプロイメントを使用して、Red Hat Quay が提供するさまざまな機能をテストできます。たとえば、スーパーユーザーの設定、リポジトリークォータ制限の設定、アクションログストレージ用の Splunk の有効化、脆弱性レポート用の Clair の有効化などです。このガイドの手順を実行した後に利用できる機能のリストについては、「次のステップ」セクションを参照してください。
この概念実証のデプロイ手順は、単一の物理または仮想マシン上で実行できます。