10.4. LDAP_SUPERUSER_FILTER 設定フィールドの有効化
LDAP_SUPERUSER_FILTER
フィールドを設定すると、Red Hat Quay が LDAP を認証プロバイダーとして使用する場合、Red Hat Quay 管理者は LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) ユーザーをスーパーユーザーとして設定できます。
以下の手順を使用して、Red Hat Quay デプロイメントで LDAP スーパーユーザーを有効にします。
前提条件
- Red Hat Quay デプロイメントは認証プロバイダーとして LDAP を使用している。
-
config.yaml
ファイルでLDAP_USER_FILTER
フィールドを設定ている。
手順
デプロイメントの
config.yaml
ファイルで、LDAP_SUPERUSER_FILTER
パラメーターを追加し、スーパーユーザーとして設定するユーザーのグループ (root
など) を追加します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - 1
- 指定されたユーザーをスーパーユーザーとして設定します。
- Red Hat Quay デプロイメントを起動または再起動します。
LDAP_SUPERUSER_FILTER
機能を有効にすると、LDAP Red Hat Quay ユーザーにスーパーユーザー権限が付与されます。スーパーユーザーは次のオプションを使用できます。
- ユーザーの管理
- 組織の管理
- サービスキーの管理
- 変更ログの閲覧
- 使用状況ログのクエリー
- グローバルに表示されるユーザーメッセージの作成