5.10. Satellite API での Pulp の使用


Satellite と統合した Pulp に API 要求を送信する場合は、証明書ベースの認証を使用します。

以下の Pulp API 要求の例には、代わりに Pulp CLI を使用する方法の例が含まれます。root として pulp コマンドを実行すると、Pulp CLI は /root/.config/pulp/cli.toml で設定されたシステム証明書を使用します。

リポジトリーのリスト表示

すべてのリポジトリーを一覧表示するエンドポイントは /pulp/api/v3/repositories/ です。次のクエリーは、Satellite Server から要求を発行するために必要な証明書を提供し、satellite.example.com からリポジトリーのリストを取得します。

要求例:

curl --cacert /etc/pki/katello/certs/katello-server-ca.crt \
--cert /etc/foreman/client_cert.pem --key /etc/foreman/client_key.pem \
https://<satellite.example.com>/pulp/api/v3/repositories/ \
| python3 -m json.tool

応答例:

{
    "count": 1,
    "next": null,
    "previous": null,
    "results": [
        {
            "pulp_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd05a-4b83-73db-b71c-587c6181d89b/",
            "pulp_created": "2024-01-03T17:23:47.715882Z",
            "versions_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd05a-4b83-73db-b71c-587c6181d89b/versions/",
            "pulp_labels": {},
            "latest_version_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd05a-4b83-73db-b71c-587c6181d89b/versions/1/",
            "name": "Red_Hat_Enterprise_Linux_8_for_x86_64_-_BaseOS_Kickstart_8_9-49838",
            "description": null,
            "retain_repo_versions": null,
            "remote": null
        }
    ]
}

または、Pulp CLI を使用してリポジトリーを一覧表示します。

# pulp repository list
[
  {
    "pulp_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd025-c6ef-7237-a99e-70bab3d30941/",
    "pulp_created": "2024-01-03T16:26:25.904682Z",
    "versions_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd025-c6ef-7237-a99e-70bab3d30941/versions/",
    "pulp_labels": {},
    "latest_version_href": "/pulp/api/v3/repositories/rpm/rpm/018cd025-c6ef-7237-a99e-70bab3d30941/versions/1/",
    "name": "Red_Hat_Enterprise_Linux_8_for_x86_64_-_AppStream_RPMs_8-2875",
    "description": null,
    "retain_repo_versions": null,
    "remote": null
  }
]

Pulp ステータスの確認

Pulp のステータス情報を返すエンドポイントは /pulp/api/v3/status/ です。Pulp ステータスの要求は認証を必要としません。

要求例:

curl https://<satellite.example.com>/pulp/api/v3/status/ \
| python3 -m json.tool

応答例:

{
    "versions": [
        {
            "component": "core",
            "version": "3.39.4",
            "package": "pulpcore",
            "domain_compatible": true
        },
        {
            "component": "rpm",
            "version": "3.23.0",
            "package": "pulp-rpm",
            "domain_compatible": true
        },
...

または、Pulp CLI を使用して Pulp ステータスを取得します。

# pulp status
{
  "versions": [
    {
      "component": "core",
      "version": "3.39.4",
      "package": "pulpcore",
      "domain_compatible": true
    },
    {
      "component": "rpm",
      "version": "3.23.0",
      "package": "pulp-rpm",
      "domain_compatible": true
    },
...

関連情報

  • Pulp CLI の使用方法は、pulp --help を実行してください。
  • Pulp の包括的な API リファレンスは、Satellite Server (https://<satellite.example.com>/pulp/api/v3/docs/) で確認できます。
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