第4章 ハードウェアとオペレーティングシステムの設定の決定


CPU
Satellite で使用できる物理コアが多いほど、タスクのスループットを向上させることができます。Puppet や PostgreSQL などの一部の Satellite コンポーネントは CPU を大量に使用するアプリケーションであり、利用可能な CPU コアの数が多いほどメリットが得られます。
メモリー
Satellite を実行しているシステムで利用可能なメモリーの量が多いほど、Satellite の操作の応答時間が向上します。Satellite はデータベースソリューションとして PostgreSQL を使用しているため、メモリー追加とチューニングを組み合わせると、メモリー内に保持されるデータが増加するため、アプリケーションの応答時間が短縮されます。
ディスク
パフォーマンスのボトルネックを回避するには、SSD を使用して Satellite をデプロイする必要があります。SSD は HDD と比較してレイテンシーが低いため、PostgreSQL などのコンポーネントは、SSD を使用することでメリットがあります。
ネットワーク
Satellite Server と Capsule 間の通信は、ネットワークパフォーマンスの影響を受けます。Satellite Server と Capsule の同期などの操作を手間なく実行できるようにするには、レイテンシーが低く、ジッターを最小限に抑えた適切なネットワークが必要です (少なくとも、接続のリセットなどが発生しないようにします)。
サーバーの電源管理
デフォルトでは、サーバーは電力を節約するように設定されている可能性があります。これは最大消費電力を抑えるには良い方法ですが、Satellite が達成できるパフォーマンスが低下するという副作用もあります。Satellite を実行しているサーバーの場合、システムをパフォーマンスモードで実行できるように BIOS を設定して、Satellite が達成できる最大パフォーマンスレベルを上げることを推奨します。

4.1. tuned プロファイルの有効化

ベアメタルでは、Satellite Server および Capsule に対して、tuned プロファイルの throughput-performance を実行することを推奨します。仮想マシンでは、virtual-guest プロファイルを実行することを推奨します。

手順

  1. Capsule に tuned をインストールします。

    # satellite-maintain packages install tuned
  2. tuned が実行されているかどうかを確認します。

    # systemctl status tuned
  3. tuned が実行されていない場合は、有効にします。

    # systemctl enable --now tuned
  4. オプション: 使用可能な tuned プロファイルのリストを表示します。

    # tuned-adm list
  5. シナリオに応じて、tuned プロファイルを有効にします。

    # tuned-adm profile "My_Tuned_Profile"
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