第1章 概要
Satellite から収集したメトリクスは、現行の問題のトラブルシュートやキャパシティーのプラニングに役立ちます。本ガイドでは、ライブのメトリクス収集方法と、それらを一定期間アーカイブに保存する方法について説明します。パフォーマンス問題に関するサポートケースを Red Hat に作成する場合は、このアーカイブ化されたデータが貴重な洞察をもたらしてくれます。Red Hat サポートチームがこのアーカイブ化されたデータにアクセスできるようになるのは、お客様がデータをサポートケースにアップロードした場合のみになります。
Satellite からは以下のメトリクスを収集できます:
- Red Hat Enterprise Linux からの基本的な統計数値。システムの負荷やメモリー使用量、出入力操作などが含まれます。
- プロセスの数値。メモリーおよび CPU 使用量などが含まれます。
- Apache HTTP サーバーのアクティビティー統計数値。
- PostgreSQL のアクティビティー統計数値。
- Satellite アプリケーションの統計数値。
Performance Co-Pilot (PCP) を使用して Satellite のメトリクスを収集、アーカイブ化します。