第8章 Ansible ロールの使用
8.1. 既存ホストへの Ansible ロールの割り当て
Red Hat Enterprise Linux バージョン 8、7、6.9 以降では、リモート管理に、Ansible ロールを使用できます。
前提条件
ホストにロールを割り当てる前に、Satellite に Ansible のロールをインポートする。詳細は、『Red Hat Satellite の管理』の「Red Hat Enterprise Linux System ロールの管理」を参照してください。
手順
- Satellite Web UI で、ホスト > すべてのホスト に移動します。
- Ansible ロールを割り当てるホストで、編集 をクリックします。
- Ansible ロール タブを選択して、すべての項目 リストで、追加するロールを検索します。
- 追加するロールを選択して、矢印アイコンをクリックし、選択された項目 リストにロールを移動させます。
- 送信 をクリックします。
ホストに Ansible ロールを割り当てると、リモート実行用に Ansible を使用できるようになります。詳細は、「リモート実行のための SSH 鍵の配布」 を参照してください。
パラメーター変数の上書き
パラメーター タブで パラメーターの追加 をクリックして、ランタイム時にジョブテンプレートにわたすパラメーター変数を追加します。これには、ホストに関連付ける 全 Ansible Playbook パラメーター、ホストパラメーターが含まれます。Ansible のジョブテンプレートでパラメーター変数を使用するには、ホストパラメーター を追加する必要があります。
8.2. ホストでの Ansible ロールの実行
Satellite Web UI を使用して、ホストで Ansible ロールを実行できます。
前提条件
- Ansible ロールを Satellite にインポートしておく。
- Ansible ロールをホストに割り当てておく。
手順
- Satellite Web UI で、ホスト > すべてのホスト に移動します。
- 実行する Ansible ロールが含まれるホストのチェックボックスを選択します。
- アクションの選択 リストから Ansible ロールのプレイ を選択します。
Ansible ロールの実行ページで、Ansible ジョブのステータスを表示できます。ジョブを返すには、再実行 ボタンをクリックしてください。
8.3. ホストグループへの Ansible ロールの割り当て
Red Hat Enterprise Linux バージョン 8、7、6.9 以降では、リモート管理に、Ansible ロールを使用できます。
前提条件
ホストグループにロールを割り当てる前に、Satellite に Ansible のロールをインポートしておく。詳細情報は、『Red Hat Satellite の管理』の「Red Hat Enterprise Linux System ロールの管理」を参照してください。
手順
- Satellite Web UI で、設定 > ホストグループ に移動します。
- ホストグループの一覧から、Ansible ロールを追加するホストグループ名をクリックします。
- Ansible ロール タブを選択して、すべての項目 リストで、追加するロールを検索します。
- 追加するロールを選択して、矢印アイコンをクリックし、選択された項目 リストにロールを移動させます。
- 送信 をクリックします。
8.4. ホストグループでの Ansible ロールの実行
Satellite Web UI を使用して、ホストグループで Ansible ロールを実行できます。
前提条件
- Ansible ロールを Satellite にインポートしておく。
- Ansible ロールをホストグループに割り当てておく。
- ホストグループに最低でもホストを 1 台以上設定する必要がある。
手順
- Satellite Web UI で、設定 > ホストグループ に移動します。
- ホストグループの アクション コラムの一覧から、ロールのプレイ を選択します。
Ansible ロールの実行ページで、Ansible ジョブのステータスを表示できます。ジョブを返すには、再実行 ボタンをクリックしてください。