4.4. Skinnability (スキンの有効性)
4.4.1. Skinnability を使用する理由 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
企業向けアプリケーションの CSS (カスケーディングスタイルシート) ファイルを見ると、 同じ色が頻繁に記載されていることに気がつくでしょう。 標準的な CSS は特定の色をパネルヘッダの色やアクティブなポップアップメニュー項目の背景色、 分離文字の色などとして抽象的に定義することができません。 一般的なインターフェーススタイルを定義するには、 同じ値を複数回コピーしなければならないため、 インターフェースの数が多いほど、繰り返しが多く必要となります。
そのため、アプリケーションのパレットを変更したい場合は、相互関連する値を変更する必要があります。そうしないと、ご使用のインターフェースは不体裁になることがあります。カスタマがインターフェースのルックアンドフィールをリアルタイムで調節したい場合は、複数の CSS ファイルを変更することができ、それぞれ同じ値が複数回含まれることになります。
RichFaces にビルトインされ完全実装されている スキン を使用すると、このような問題を解決することができます。 命名された各スキンには、ユーザーインターフェースのパレットやその他の属性を定義する スキンパラメータ があります。 スキンパラメータの一部を変更するだけで 、インターフェースを常に干渉せずに多数のコンポーネントの外見を同時に変更することができます。
skinnability 機能は標準的な CSS を完全に置き換えるものではなく、 CSS を不要にするものではありません。 skinnability は正規 CSS 宣言と共に使用できる標準的な CSS の高レベル拡張です。 JSF 表現言語より CSS のスキンパラメータを参照することもできます。 これにより、 ページにある全エレメントの外見を完全に同期化することができます。