3.4. 短縮名のエイリアスの設定


常に完全修飾名でイメージをプルします。ただし、短縮名でイメージをプルすることが一般的です。たとえば、registry.access.redhat.com/ubi10:latest の代わりに ubi10 を使用できます。

registries.conf ファイルにより、短縮名のエイリアスを指定でき、管理者はイメージをプルする場所を完全に制御できます。エイリアスは、テーブル内で "name" = "value" の形式で指定されます。エイリアスのリストは、/etc/containers/registries.conf.d ディレクトリーで確認できます。Red Hat は、このディレクトリーにエイリアスのセットを同梱しています。たとえば、podman pull ubi10 は、適切なイメージ、つまり registry.access.redhat.com/ubi10:latest に対して、直接解決されます。

以下に例を示します。

unqualified-search-registries=["registry.fedoraproject.org", "quay.io"]

[aliases]
"fedora"="registry.fedoraproject.org/fedora"
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short-names モードは以下のようになります。

  • enforcing: イメージのプル中に一致するエイリアスが見つからない場合、Podman はユーザーが非修飾レジストリーのいずれかを選択するよう求めます。選択したイメージを正常に取得すると、Podman は、$HOME/.cache/containers/short-name-aliases.conf ファイル (ルートレスユーザー) または /var/cache/containers/short-name-aliases.conf (root ユーザー) に新しい短縮名のエイリアスを自動的に記録します。ユーザーを要求できない場合 (stdin や stdout など) が TTY ではない場合は、Podman は失敗します。short-name-aliases.conf ファイルは、両方が同じエイリアスを指定する場合、registries.conf ファイルよりも優先されることに注意してください。
  • permissive: enforcing モードと似ていますが、ユーザーにプロンプトが表示されないと Podman は失敗しません。代わりに、Podman は指定された順序で修飾されていないすべてのレジストリーを検索します。エイリアスは記録されないことに注意してください。
  • disabled: すべての非修飾検索レジストリーが指定の順序で試行され、エイリアスは記録されません。
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