第51章 外部アイデンティティープロバイダーを使用した IdM に対する認証


OAuth 2 デバイス認可フローをサポートする外部アイデンティティープロバイダー (IdP) にユーザーを関連付けることができます。

このユーザーが SSSD を使用して認証すると、外部 IdP で認証と認可が実行された後、Kerberos チケットを使用した RHEL Identity Management (IdM) シングルサインオン機能がユーザーに付与されます。

主な機能は次のとおりです。

  • ipa idp-* コマンドによる外部 IdP への参照の追加、変更、および削除
  • ipa user-mod --user-auth-type=idp コマンドを使用したユーザーの IdP 認証の有効化

51.1. IdM を外部 IdP に接続する利点

管理者は、クラウドサービスプロバイダーなどの外部 ID ソースに保存されているユーザーが、Identity Management (IdM) 環境に追加された RHEL システムにアクセスできるようにすることができます。そのために、これらのユーザーの Kerberos チケットを発行する認証および認可プロセスをその外部エンティティーに委任できます。

この機能を使用すると、IdM の機能を拡張し、外部アイデンティティープロバイダー (IdP) に保存されているユーザーが IdM によって管理される Linux システムにアクセスするのを許可できます。

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