40.2.3. カーネルとユーザー空間プロファイルの分離


デフォルトでは、カーネルモードおよびユーザーモード情報は、各イベントについて収集されます。特定のカウンターのカーネルモードでイベントをカウントしないように OProfile を設定するには、以下のコマンドを実行します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:0
Copy to Clipboard Toggle word wrap
次のコマンドを実行して、カウンターのカーネルモードのプロファイリングを開始します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:1
Copy to Clipboard Toggle word wrap
特定のカウンターのユーザーモードでイベントをカウントしないように OProfile を設定するには、以下のコマンドを実行します。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:<kernel>:0
Copy to Clipboard Toggle word wrap
次のコマンドを実行して、カウンターのユーザーモードを再度プロファイリングします。
opcontrol --event=<event-name>:<sample-rate>:<unit-mask>:<kernel>:1
Copy to Clipboard Toggle word wrap
OProfile デーモンがプロファイルデータをサンプルファイルに書き込むと、カーネルとライブラリープロファイルデータをサンプルファイルに分割できます。デーモンがサンプルファイルに書き込む方法を設定するには、root で以下のコマンドを実行します。
 opcontrol --separate=<choice>
Copy to Clipboard Toggle word wrap
& lt;choice& gt; は以下のいずれかになります。
  • none: プロファイルを分離しません(デフォルト)。
  • ライブラリー - ライブラリー のアプリケーションごとのプロファイルを生成します。
  • kernel - カーネルおよびカーネルモジュール用のアプリケーションごとのプロファイルを生成します。
  • all: カーネルおよびカーネルモジュールのライブラリーおよびアプリケーションごとのプロファイルを生成します。
--separate=library が使用される場合、サンプルファイル名には実行可能ファイルの名前およびライブラリーの名前が含まれます。
トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat