3.3. システム全体の暗号化ポリシーを、以前のリリースと互換性のあるモードに切り替え
Red Hat Enterprise Linux 9 におけるデフォルトのシステム全体の暗号化ポリシーでは、現在は古くて安全ではないプロトコルは許可されません。Red Hat Enterprise Linux 6 およびそれ以前のリリースとの互換性が必要な場合には、安全でない LEGACY
ポリシーレベルを利用できます。
警告
LEGACY
ポリシーレベルに設定すると、システムおよびアプリケーションの安全性が低下します。
手順
システム全体の暗号化ポリシーを
LEGACY
レベルに切り替えるには、root
で以下のコマンドを実行します。# update-crypto-policies --set LEGACY Setting system policy to LEGACY
関連情報
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利用可能な暗号化ポリシーレベルのリストは、システム上の
update-crypto-policies(8)
man ページを参照してください。 -
カスタム暗号化ポリシーの定義は、システム上の
update-crypto-policies(8)
man ページのCustom Policies
セクションと、crypto-policies(7)
man ページのCrypto Policy Definition Format
セクションを参照してください。