4.4. WebLogic サーバーでの Web アプリケーションのデプロイ (ライブラリーモード)
Red Hat JBoss Data Grid は WebLogic 12c アプリケーションサーバーをライブラリーモードでサポートします。 以下の手順は、WebLogic サーバーで Web アプリケーションをデプロイする方法になります。
前提条件
Web アプリケーションをデプロイするための前提条件は次のとおりです。
- WebLogic Server 12c
- JBoss Data Grid のライブラリー (埋め込み) モード
手順4.1 WebLogic サーバーでの Web アプリケーションのデプロイ
Web アプリケーションの作成
Web アプリケーションを作成し、ライブラリーをWEB-INF
フォルダーに追加します。weblogic.xml デプロイメント記述子の作成
以下の要素が含まれるweblogic.xml
デプロイメント記述子を作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記
prefer-web-inf-classes
クラスは、WEB-INF/lib
フォルダーにあるライブラリーおよびクラスが WebLogic サーバーにバンドルされたデフォルトのライブラリーよりも優先されることを示します。たとえば、WebLogic サーバーのcommons-pool.jar
ファイルのバージョンは 1.4 で、クラスローダーによって自動的にロードされますが、Hot Rod クライアントはこのライブラリーの新しいバージョンを使用します。Web アプリケーションを Web アーカイブファイルへパック
Web アプリケーションの Web アプリケーションアーカイブ (WAR) ファイルを作成し、JBoss Data Grid ライブラリーと WebLogic デプロイメント記述子ファイルがWEB-INF
フォルダーにあることを確認します。WebLogic サーバーでのアプリケーションのデプロイ
Infinispan CDI モジュールを使用して Web アプリケーションをデプロイするには、WebLogic サーバーが稼働している場合は停止し、パッチ (パッチファイルp17424706_121200_Generic.zip
) を適用した後、WebLogic サーバーを再起動します。Infinispan CDI モジュールが使用されない場合は、通常どおり Web アプリケーションをデプロイします。WebLogic サーバーへのパッチ適用に関する詳細は、Oracle の Web サイトにある『Oracle patch database』を参照してください。