第2章 Red Hat Satellite へのアクセス
2.1. Red Hat Satellite へのログイン リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Red Hat Satellite のインストールと設定が終わったら、web ユーザーインターフェースを使用して Satellite にログインし、追加の設定を行います。
以下の手順は、Red Hat Satellite にログインする方法を示しています。
- 以下のアドレスを参照する web ブラウザーを使用して Satellite Server にアクセスします。
https://HOSTNAME/
ホスト名を確認するには、プロンプトでhostname
コマンドを使用します。hostname
# hostname
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Satellite に初めてアクセスする場合、web ブラウザーには信頼できない接続を警告するメッセージが表示されます。自己署名の証明書を承認して Satellite の URL をセキュリティー例外に追加し、設定の上書きを行ってください。この手順は、使用しているブラウザーによって異なる場合があります。Satellite の URL が信頼できるソースであることを確認できる場合にのみこれを実行してください。図2.1 信頼できない接続についての警告
- 設定プロセスで作成したユーザー名とパスワードを入力します。設定時にユーザーが作成されなかった場合、デフォルトのユーザー名は admin になります。
結果:
正常にログインすると、Satellite ダッシュボードに移動します。ダッシュボードには、Satellite と登録されたホストの概要が表示されます。
主なナビゲーションタブは以下のとおりです。
ナビゲーションタブ | 説明 |
---|---|
Organization@Location | このタブをクリックすると、組織とロケーションが変更されます。組織やロケーションが選択されていない場合、デフォルト組織は 任意の組織 に、デフォルトロケーションは 任意のロケーション になります。このタブを使用して異なる値に変更します。 |
モニター | 概要のダッシュボードおよびレポートを表示します。 |
コンテンツ | コンテンツ管理ツールを提供します。コンテンツビュー、アクティベーションキーおよびライフサイクル環境などが含まれます。 |
ホスト | ホストインベントリーおよびプロビジョニング設定ツールを提供します。 |
設定 | 一般的な設定ツール、およびホストグループや Puppet データを含むデータを提供します。 |
インフラストラクチャー | Satellite 6 が環境と対話する方法を設定するツールを提供します。 |
管理 | 一般設定のほかに、ユーザーおよび RBAC 設定などの詳細設定を提供します。 |
任意のユーザー名 | ユーザーが個人情報を編集できるユーザー管理機能を提供します。 |
注記
管理パスワードを忘れた場合、Satellite コマンドラインインターフェースにログオンして、管理ユーザーとパスワードを再設定します。
foreman-rake permissions:reset
# foreman-rake permissions:reset
Reset to user: admin, password: qwJxBptxb7Gfcjj5
これにより、デフォルトユーザー admin のパスワードがコマンドラインに出力されたパスワードに再設定されます。セキュリティー関連の問題が発生しないように、ログイン時にこのパスワードを変更してください。
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