3.2. コストレイヤー
環境のさまざまなレイヤーでコストを作成できます。Cost Management では、すべてのコストをインフラストラクチャーコストまたは補足コストのいずれかに分類できます。Cost Management の詳細ページに表示される内容をカスタマイズするには、コストモデル内の任意のコストレイヤーとしてコストを割り当てて表示できます。
- インフラストラクチャーコスト
Cost Management では、すべてのクラウドコストがインフラストラクチャーコストとみなされます。これらには、Amazon (AWS)、Microsoft Azure、または Google Cloud エクスポートを通じてクラウドプロバイダーが直接報告するコストが含まれる場合があります。ただし、インフラストラクチャーとして明示的にマークされた料金は、価格表から計算されたインフラストラクチャーコストを指定することもできます。
注記OpenShift Container Platform のノードおよびクラスターの月額コストは、デフォルトでインフラストラクチャーコストとして分類されます。これらを補足として分類することもできます。
- 補足コスト
- インフラストラクチャーに直接起因しないすべてのコストは、補足コストとして識別されます。Cost Management では、これらのコストは、OpenShift クラスターから取得されたメトリクスに価格表を適用することで発生します。価格リストのレートは、補足として指定する必要があります。これは、月あたりのノードおよびクラスターコストを除くすべての OpenShift コストのデフォルトです。