第2章 MTA 7.2.3


2.1. 修正された問題

このセクションでは、Migration Toolkit for Applications (MTA) 7.2.3 で解決された問題を説明します。

MTA は、特定の ID で RESTful リソースを作成した後、自動的に割り当てられた ID でリソースを作成します

MTA では、REST 呼び出しを介して特定の ID でリソースが作成された後、REST 呼び出しまたはユーザーインターフェイスを介して別のリソースが自動割り当てられた ID で作成されたと、http-409 の競合が発生する可能性がありました。この問題は MTA 7.2.3 で解決されました。(MTA-5288)

Microsoft Windows で Java バイナリーを分析するときに MTA が Java ルールを実行するようになりました

以前は、Microsoft Windows を使用してコンパイルされた Java アプリケーションのコンテナーレス分析を実行すると、MTA は Java ルールに一致せず、Java Model (code 969) エラーを生成していました。その結果、一部のルールは分析レポートで問題をトリガーしませんでした。この問題は MTA 7.2.3 で解決されました。(MTA-5370)

リソースおよび制限がすべての Pod に存在するようになる

MTA 7.2.3 では、mta-operator によって作成されたすべての Pod と Operator の Pod には、リソースの制限とリクエストが設定されています。このようにして、プロジェクトにリソースクォータが定義されている場合など、リソースの制限や要求が必要な環境でも機能します。(MTA-5406)

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