第4章 CSV 形式でのレポートのエクスポート
Migration Toolkit for Runtimes (MTR) は、分類やヒントを含むレポートデータをローカルファイルシステム上のフラットファイルにエクスポートする機能を提供します。export 関数は現在 CSV ファイル形式をサポートし、レポートデータはコンマ (,
) で区切られたフィールドとして示されます。
CSV ファイルは、Microsoft Excel、OpenOffice Calc、LibreOffice Calc などのスプレッドシートソフトウェアでインポートおよび操作できます。スプレッドシートソフトウェアは、MTR レポートから結果データを並べ替え、分析、評価、および管理する機能を提供します。
4.1. レポートのエクスポート
レポートを CSV ファイルとしてエクスポートするには、--exportCSV
引数を付けて MTR を実行します。CSV ファイルは、解析される各アプリケーションの、--output
引数で指定されたディレクトリーに作成されます。
解析されたすべてのアプリケーションにわたって発見されたすべての問題は、レポートのルートディレクトリーにエクスポートされる AllIssues.csv
ファイルに含まれます。
アプリケーションレポートからのレポートへのアクセス
CSV レポートをエクスポートすると、問題レポートの CSV 問題をすべてダウンロードできます。これらの問題をダウンロードするには、Issues Report の Download All Issues CSV をクリックします。
図4.1 CSV ダウンロードに関する問題レポート