第3章 CSV 形式でのレポートのエクスポート
Migration Toolkit for Runtimes (MTR) は、分類やヒントを含むレポートデータをローカルファイルシステム上のフラットファイルにエクスポートする機能を提供します。export 関数は現在 CSV ファイル形式をサポートし、レポートデータはコンマ (,
) で区切られたフィールドとして示されます。
CSV ファイルは、Microsoft Excel、OpenOffice Calc、LibreOffice Calc などのスプレッドシートソフトウェアでインポートおよび操作できます。スプレッドシートソフトウェアは、MTR レポートから結果データを並べ替え、分析、評価、および管理する機能を提供します。
3.1. レポートのエクスポート リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
レポートを CSV ファイルとしてエクスポートするには、exportCSV
引数が true
に設定された MTR を実行します。
CSV ファイルは、解析されたアプリケーションごとに --output
引数で指定されたディレクトリーに作成されます。分析済みの全アプリケーションで検出された問題はすべて、AllIssues.csv
ファイルに含まれています。
CSV ファイルは、outputDirectory
引数で指定されたディレクトリーにエクスポートされます。