第1章 Migration Toolkit for Virtualization 2.8


リリースノートには、技術的な変更、新機能と拡張機能、既知の問題、解決された問題が記載されています。

1.1. 技術上の変更点

Migration Toolkit for Virtualization (MTV) 2.8 には、次の技術的な変更があります。

ウォーム移行のスケジューラーを最適化することで計画期間を短縮

複数のウォーム移行計画またはリモート移行計画を同時に開始すると、スケジューラーは、現行計画の小規模なディスク転送を完了した後に保留中の移行計画をスケジュールするように最適化されます。このスケジューラーの最適化により、ウォーム移行が高速化されます。(MTV-1574)

MTV が共有ディスクを使用した VMware 仮想マシンの最適化された移行をサポート

MTV は、移行計画における複数の VMware 仮想マシン (VM) によって使用される共有ディスクを検出し、共有ディスクをまとめて移行するオプションを提供します。migrateSharedDisks 計画属性を使用して、仮想マシンとともに共有ディスクを追加できます。同じ共有ディスクを使用する他の仮想マシンを移行する場合は、新しい移行計画で migrateSharedDisks 計画属性を false に設定できます。

共有ディスクの移行は、次のオペレーティングシステムを使用して作成された仮想マシンでサポートされます。

  • Windows
  • Linux (ブロックデバイスのみ)

(MTV-1963)

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