第1章 インストール方法
さまざまなインストール方法を使用して、OpenShift Container Platform クラスターを IBM Z® および IBM® LinuxONE にインストールできます。それぞれの方法は、その特質上、適しているユースケース (非接続環境にクラスターをインストールする場合や、最小限の設定とプロビジョニングでクラスターをインストールする場合など) が異なります。
このドキュメントは IBM Z® のみを参照しますが、これに含まれるすべての情報は IBM® LinuxONE にも適用されます。
1.1. OpenShift Container Platform の IBM Z または IBM LinuxONE へのインストール方法の選択 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Container Platform インストールプログラムでは、次の方法で IBM Z® にクラスターをデプロイできます。
- インタラクティブ: Web ベースの Assisted Installer を使用してクラスターをデプロイできます。この方法はインストーラーのセットアップを必要とせず、IBM Z® のような接続された環境に最適です。
- ローカルエージェントベース: Agent-based Installer を使用してクラスターをローカルにデプロイできます。この方法では、Assisted Installer の多くの利点を得られますが、最初に Agent-based Installer をダウンロードして設定する必要があります。設定はコマンドラインインターフェイス (CLI) で行います。このアプローチは、非接続ネットワークに最適です。
- 完全な制御: お客様が準備および保守するインフラストラクチャーにクラスターをデプロイメントできます。これにより、最大限のカスタマイズ性が提供されます。接続環境または非接続環境でクラスターをデプロイできます。
Assisted Installer | Agent-based Installer | user-provisioned installation | installer-provisioned installation | |
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z/VM を使用した IBM Z® | ✓ | ✓ | ||
ネットワークが制限された環境の z/VM を使用した IBM Z® | ✓ | |||
RHEL KVM を使用した IBM Z® | ✓ | ✓ | ||
ネットワークが制限された環境の RHEL KVM を使用した IBM Z® | ✓ | |||
IBM Z® の LPAR 内 | ||||
ネットワークが制限された環境の IBM Z® の LPAR 内 | ✓ |
インストールプロセスの詳細は、インストールプロセス を参照してください。