4.15. カーネルモジュールのスケジューリングに toleration を使用する


状況によっては、カーネルモジュールをアップグレードする前にノード上のワークロードを退避させる必要があります。これは taint によって実行できます。taint を使用すると、ノード上で一致する toleration を含む Pod のみをスケジュールできます。

ただし、カーネルモジュールのアップグレードなどのハウスキーピング操作を実行する Kernel Module Management (KMM) Pod を許可するための toleration も設定する必要があります。toleration は、ノードに追加された taint と一致する必要があります。

カーネルモジュールに対するユーザー定義の toleration を作成すると、スケジューリング対象外のノードに選択した KMM Pod をスケジュールできます。たとえば、デバイスドライバーのアップグレード中にノードをスケジューリング対象から外すと同時に、ドライバーのアップグレードを実行するハウスキーピング Pod を実行できます。

ModuleSpec フィールドは、Pod の作成中に使用される KMM Pod に toleration を伝達するために使用されます。

トップに戻る
Red Hat logoGithubredditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。 最新の更新を見る.

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

Theme

© 2025 Red Hat